内容説明
マッキンゼー&カンパニー、米国務省、国防総省で戦略全般に携わってきた著者による、キャリア戦略コースの内容を書籍化!自分の「バリュー」を天職につなげるためのエクササイズとケーススタディ。キャリア戦略の原則は、事業戦略の原則と概念的に同じものである。
目次
第1部 方向を定める(天職についての誤解を解く;強みの分析 ほか)
第2部 長期戦略を立てる(長期戦略のメニューづくり;長期戦略を統合する)
第3部 機会探索戦略(実現可能なターゲットに集中する;機会を探し出す ほか)
第4部 正しい決断(選択肢と目的;不確実性を克服する)
第5部 継続する力(自分の年次報告書;レジリエンス ほか)
著者等紹介
バーネット,ビル[バーネット,ビル] [Barnett,Bill]
マッキンゼー&カンパニーの戦略部門でディレクターを務め、多くの企業の経営戦略をアドバイスする傍ら、社内の人材コーチングにも携わる。ウエストポイント陸軍士官学校を卒業し、ハーバード大学ビジネススクールでMBA取得。米国務省、国防総省、NATO、米陸軍での任務にも従事し、その幅広い経験を生かし、イェール大学、ライス大学でビジネススクールの学生を対象にキャリア戦略を教えている
櫻井祐子[サクライユウコ]
京都大学経済学部卒。大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学で経営学修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ビジネススクール教員の視点から、仕事でキャリアを積む方法を考える本。事業戦略の原則をキャリア戦略に当てはめ、自分という「商品」を売り込むには、どういったアプローチが有効なのかを、実際に転職に成功した例を基に解説。面接の短時間で相手にアイデアを伝える「エレベーター・スピーチ」で必要なのは、自分の価値提案であり、そのためには自らを価値のある人間にすることが重要で、ではそうした要件を満たすには今何をすれば良いのかをゆっくり紐解いていく。自分が本当にやりたいことが見つかれば、仕事意欲も、人生の充実度が高まるはず。2017/05/10
Go Extreme
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転職の誤解:仕事意識・3分類=仕事人・キャリア人・天職人 仕事の見返り:お金・権威と権力 仕事の条件:組織文化・負担 強み分析:特徴づける強み 有望な分野と職務 事前調査:4大トピック=組織文化・職務内容・仕事の負担・業界展望/企業展望 パーソナル・バリュー・プロポジション:ビジネス・キャリアにおける価値提案 長期戦略のメニューづくり:キャリアパス 教育 評判 ネットワーク 長期戦略を統合 実現可能なターゲットに集中 機会を探し出す 選択肢と目的 不確実性を克服 自分の年次報告書 レジリエンス 7つの原則2021/03/02