仕事漂流 - 就職氷河期世代の「働き方」

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仕事漂流 - 就職氷河期世代の「働き方」

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833419321
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たか

15
自分も団塊ジュニア世代で、大学受験も就職活動もとても厳しい時代を経験したので、とても共感できる内容だった。 今や大学を出て就職しても約3割は辞める時代。 人生に正解はない。どんな道に云っても悔いなくやるしかない。 そのためには諦めずに貪欲に努力することが大切だ。2016/11/29

かつばやし

6
ゼミの発表のための参考文献として購入した本だが、純粋に読み物として面白い。就職を控える大学生なら読んで損はない1冊だ。東大、慶応、早稲田といったいわゆる学歴エリートと呼ばれる人達が、会社を辞めて転職という道を選ぶにいたった経緯を取材しドキュメンタリータッチで描く。「上司とそりが合わない」「仕事にやりがいが感じられない」いった統計上の転職理由にはどこか無機質な印象がぬぐえないが、本書には妙な生々しさがある。8人が語る仕事に対する思いには、「働く」という人間の活動の本質について考えさせられるような思いがした。2011/11/15

takao

2
ふむ2022/08/23

Eiki Natori

2
私と同じ就職氷河期世代。ここに出ている人たちの殆どはいわゆる新卒採用の勝ち組だ。全体の何パーセントに入っているのだろうという少数派。一流大学を出て、大手企業や国家公務員になった。しかし、上の世代や仕事への不満から短期間で見切りをつけ、新天地で活躍している。どの人も頭が良すぎて、色々考えてしまうのかもしれない。ゆえに常に何かと葛藤している。ただ、大きな組織は優秀な人を雇用しながら、その角を取ってしまうのだなと思う。だから大企業出身の人が鳴り物入りで中小企業に入ってきても、対応が出来ないのかもしれない。2019/09/08

nowonme

2
やはりこういうのはオーラルヒストリー的にインタビューを全部載せてほしい。個人的に興味があるから余計にそう思うのかもしれないが・・・筆者の「解釈」が時たまものすごく行き過ぎているときがあるように感じる。 とはいえここまで話を集め、話を整理し(私は気に食わなかったけれど。)、一本の軸にまとめたのはすごい力量だと思います。進路で悩んでいる最中だったので、とてもいい資料になりました。2014/05/13

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