内容説明
松下幸之助の「先見力」、本田宗一郎の「技術開発力」、盛田昭夫の「ブランド構築力」、小林一三の「顧客創造力」、稲盛和夫の「ビジョン実現力」―事業を成功させる必須の能力を解説。
目次
起業家とはどのような人間なのか！成功する人の能力と資質を探る
１ 日本一の家電王国を築き上げた松下幸之助の「先見力」
２ 日本のエジソンといわれた本田宗一郎の「技術開発力」
３ ＳＯＮＹを世界ブランドにした盛田昭夫の「ブランド構築力」
４ 新規事業を次々と成功させた小林一三の「顧客創造力」
５ 世界の京セラをつくった稲盛和夫の「ビジョン実現力」
著者等紹介
堀紘一［ホリコウイチ］
１９４５年、兵庫県生まれ。６９年東京大学法学部卒業後、読売新聞社、三菱商事に勤務。８０年ハーバード大学経営大学院経営学修士（ＭＢＡ）を取得。ボストン・コンサルティング・グループを経て、２０００年（株）ドリームインキュベータを設立、社長に就任。現在、会長
松下幸之助［マツシタコウノスケ］
１８９４年、和歌山県生まれ。９歳で大阪の火鉢店へ奉公に出る。１９１８年ソケット製造の松下電気器具製作所を設立。３５年松下電器産業（現・パナソニック）に改組して社長に就任。戦後、家電メーカーとして大発展させる。６１年会長、７３年相談役。第一線を退いた後も、ＰＨＰ研究所の設立、松下政経塾を開くなど、日本の将来に向けて積極的に発言、行動した。８９年没
盛田昭夫［モリタアキオ］
１９２１年、愛知県生まれ。大阪帝国大学卒。井深大とともに、４６年東京通信工業（現・ソニー）を設立。７１年社長、７６年会長、８６年経団連副会長就任。テープレコーダー、トランジスタラジオ、ウォークマンなど数多くのヒット商品を世に出し、ソニーを世界的企業に発展させる。９９年没
村田昭治［ムラタショウジ］
１９３２年、台北市生まれ。慶應義塾大学卒。商学博士。日本のマーケティングの第一人者。７１年慶応義塾大学教授、８８年慶応義塾大学名誉教授。（財）社会経済生産性本部理事、同本部マーケティングソフト研究所所長、（社）日本マーケティング協会常任理事
稲盛和夫［イナモリカズオ］
１９３２年、鹿児島県生まれ。５５年鹿児島大学卒業後、松風工業に入社。５９年京都セラミツク（現・京セラ）を設立し、社長に就任。会長を経て、９７年から名誉会長。また８４年第二電電企画株式会社を設立し、会長に就任。２０００年ＤＤＩ（第二電電）、ＫＤＤ、ＩＤＯの合併によりＫＤＤＩ株式会社を設立し、名誉会長に就任。２００１年より最高顧問。８４年私財を投じて稲盛財団を設立、同時に国際賞「京都賞」を創設（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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