内容説明
「資本鎖国主義」vs「株主至上主義」、買収をめぐる論議にこの一冊が決着をつける。
目次
第1章 「資本鎖国主義」VS「株主至上主義」
第2章 アメリカ型ルール導入の実験と失敗
第3章 TOB価格による決着の問題点
第4章 株式会社の本質と会社買収
第5章 新しい会社買収ルールの創造
第6章 資本主義の変質と会社買収
第7章 種類株式の可能性
第8章 気概を持ってルールづくりを
特別対談―良い株主が、良い経営者を選ぶ、良い買収の仕組み
著者等紹介
岩井克人[イワイカツヒト]
1947年、東京都渋谷区生まれ。東京大学経済学部卒業。マサチューセッツ工科大学Ph.D.。イェール大学助教授、東京大学助教授、プリンストン大学客員準教授、ペンシルベニア大学客員教授などを経て、89年より東京大学経済学部教授。2007年より東京財団主任研究員。“Disequilibrium Dynamics”(Yale University Press、1981年)にて、日経経済図書文化賞特賞、『貨幣論』(筑摩書房、1993年)にて、サントリー学芸賞、『会社はこれからどうなるのか』(平凡社、2003年)にて小林秀雄賞受賞など
佐藤孝弘[サトウタカヒロ]
1975年、北海道函館市生まれ。東京大学法学部卒業後、経済産業省に入省。中小企業庁にて会社法・会計関連制度改正への提言のとりまとめ等に携わる。退官後、飲食店経営、日本経営合理化協会勤務を経て、現在、東京財団政策研究部研究員兼プログラム・オフィサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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