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格差の社会学入門―学歴と階層から考える

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784832967960
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C3036

出版社内容情報

基本的な概念と学界での理論や仮説をふまえ、結果と機会の不平等という視点から、多角的かつ統一的に格差問題を考えるテキスト

目次

第1章 格差社会を考える視点―本書の分析枠組
第2章 所得の格差―格差は拡大しているのか
第3章 貧困と生活保護―貧困をどう捉えるか
第4章 非正規雇用―何が問題か
第5章 社会階層と階級―人びとをどう分けるのか
第6章 世代間移動―格差は再生産されるのか
第7章 学歴社会―学歴によって到達階層は異なるのか
第8章 機会の不平等(1)―出身階層によって学歴は異なるのか
第9章 機会の不平等(2)―なぜ大学に進学する人としない人がいるのか
第10章 機会の不平等(3)―その趨勢と課題

著者等紹介

平沢和司[ヒラサワカズシ]
現在、北海道大学大学院文学研究科教授。専門は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

服部

9
「結果の不平等は誰の目にもみえやすいのに対して、機会の不平等は意識的に観察しないと見逃されやすい」-まさしくその通りである。相対的な有利/不利は意識するしないに関わらず非常に見つけ辛い。また、普段何気なく口にしている「学歴」(「彼は東大卒である」のような)は、本来は「学校歴」と言わなければならないことを初めて知った。2018/01/07

Pamyu

0
機会(生まれなど)の平等と結果(実際に進学したか、本人の所得)の平等 格差がどれくらいあるか、、、所得五分位、ジニ係数、相対的貧困率 階層、階級...出身階層、学歴、到達階層 オッズ比を用いてどのぐらい再生産が起こりやすいかを知る 進学、家庭の資本的な事情は奨学金で解決、だが文化的な資本は。。。 結果の平等をつくりだす アメリカの白人黒人アファーマティブアクションの事例など勉強になる 結果の平等(所得の格差是正)...貧困線を決める、累進課税など2018/01/08

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