内容説明
最近よく見かけるペインクリニック。治療の範囲は痛みだけではありません。ペインクリニックで受けられる治療の代表、星状神経節ブロックは、交感神経に作用して、頭痛や腰痛はもちろん自律神経失調症、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患など、さまざまな病気や症状に威力を発揮します。
目次
第1章 ペインクリニックとは(なかなか痛みがとれない!そんな時…;根本的治療につながる治療 ほか)
第2章 痛みと神経(痛み;神経)
第3章 ペインクリニックでの治療(痛みを発生源からみると;ペインクリニックでの治療 ほか)
第4章 星状神経節ブロックの症例から(自律神経失調症;頭痛 ほか)
著者等紹介
河手眞理子[カワテマリコ]
医学博士。麻酔科標榜医、日本ペインクリニック学会認定専門医、日本麻酔科学会認定専門医・指導医。群馬大学医学部卒業後、東京大学医学部麻酔科学教室に入局。東大病院、虎の門病院などで麻酔科診療に従事する。1990年より2年間、米国National Institutes of Health,NIAにて研究に従事。関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院)ペインクリニック科にて研修後、虎の門病院でペインクリニック外来を担当。虎の門病院退職後、整形外科病院にてペインクリニック外来を担当し、整形外科の痛み診療に携わる。武蔵野病院にて星状神経筋ブロック療法を中心としたペインクリニック外来を担当し、日本のペインクリニックの草分けである若杉文吉先生の指導を受ける。2005年7月、西荻ペインクリニックを開設。2008年より医療法人社団眞和会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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