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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
37
完結編。この巻になると面白味も増して序盤の巴マミとキリカの対決はなかなかの読みごたえではあったがクライマックスの魔法少女総力戦になると多人数の戦いが捌けて描けていない。また人物の描写が出来ていないためドラマとしても盛り上がらない。作品の趣向は本編まどか☆マギカのアンチテーゼで結末のつけ方などたいへんに捻りのあるもので大いに買える。だから読んだ意味は十分にあるのだがテーマを漫画として生かしきれていないのは残念である。2012/10/22
いりあ
25
魔法少女おりこ☆マギカの最終巻。中々読み応えのあるバトルシーンでした。本編とのリンクを大事にしていて、正しくスピンオフしている作品でした。本編のキャラを多数登場させたことによって、おりこやキリカの存在が薄まってしまったかなという気がします。彼女たちをもっと掘り下げてくれると話に深みが増してもっと面白くなったと思います。ところで、1巻は杏子が中心だったのに、2巻はほむらが中心になってました。なんで、杏子の出番を減らしたのですか?ラストは衝撃でした。ほむらのまどかを思う気持ちは狂気すら感じて怖かったです。2012/11/10
烟々羅
12
1,2巻同時購入(完結) スピンオフ作品の切り口としては、わたしはこういう作品が好みだ。「ゲッターロボ」に対する「偽書ゲッターロボ・ダークネス」と等しい、登場人物の病み具合。 とはいえ一般受けはしないと思った。ひとつには原典がすでに闇をはらんでいるから、豚足の天ぷらみたいな味わいになってる。ふたつには原典が好きな人にはたぶん嫌いな画風。みっつめに、掲載媒体の制限で、病みを描きながら予定調和に終わらせざるをえないところ。 病みを描くならば調和を吹き飛ばす破壊力がなきゃ!2013/11/22
マリオネット・ブックマーク
9
このシリーズの、異様なまでのスピンオフ、スピンアウトの多さは、或いは『現代の神話』だからなのかもしれない。そのスピンオフたちは、毀誉褒貶あるけれど。 タイトルが『おりこ☆マギカ』なので、誰がこの物語の主人公か考えながら読むのが正解かもしれない。2013/10/30
たまちゃん
8
2巻で完結。ある意味、まどマギの世界を根底から覆す話だった。そういう答の出し方もあったなと。でも、本作においてもほむらは全くブレがない。同級生がどれほど殺されようとも、まどかただ一人を守るために戦う。そして無限のループを繰り返す。新編でああなってしまうのも頷ける。本作ではマミさんの活躍も見もの。あと髪を下ろした杏子がかわいい(笑)2013/11/24