内容説明
人目をひく広告ポスター、雑誌のレイアウト、一目で分かるようになっている街でよく見るサインの数々。グラフィックデザインには機能的な側価と造形的な側面がある。グラフィックデザイナーの仕事の場は広く、多面的なのだ。本書ではこうした仕事を幅広く紹介し、あわせてなり方についても解説している。
目次
1章 ドキュメント・より美しく、よりわかりやすく(歴史ある企業の中で新しさを生みだす;編集者と連携プレーのエディトリアルデザイン;地道にキャリアを積んで商品の顔を作る ほか)
2章 グラフィックデザイナーの世界(デザインの社会的な役割―暮らしの中でのグラフィックデザインの意味;デザインの歴史と変遷―デザインはいつからどんなふうに成り立っていったのか;現代グラフィックデザインの種類―目的と手法、表現の違いはどんなところにあるか ほか)
3章 なるにはコース(適性と心構え―イメージを具体化でき周辺と協調できること;なるためのコース―免許・資格がないだけに本人の経験と努力しだい;就職と職場の実際―社会情勢にそのまま影響される職業)
著者等紹介
武正秀治[タケマサヒデジ]
1957年東京都生まれ。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科助教授。80年NEC入社、89年同社チーフデザイナー。93年より現職。第一回国際デザインコンペティション・国際デザイン交流協会会長賞など受賞多数。グッドデザイン賞等の審査員、雑誌への執筆などデザインの世界で幅広く活躍中
渡部千春[ワタベチハル]
1969年新潟市生まれ。93年東京造形大学デザイン科卒業後渡英。在住中、フリーでレポーター、通訳、翻訳、コーディネーターなど従事。96年に帰国後、デザインジャーナリストとして『デザインの現場』『日経デザイン』『AXIS』『SUDIO VOICE』『流行通信』『MEMO』などのほか海外の雑誌にも寄稿
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感想・レビュー
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