内容説明
本書は、余暇として、イベントとしての「スポーツ」の意味を経済学の「労働」の視点から説明している。また、日本でのスポーツの発展を歴史的に考察し、プロスポーツのマネジメントについて、サッカー・Jリーグを例に多面的視点から分析。さらに、アジアでのメガイベントについても、北京オリンピックや具体的なスポーツを題材に考察していく。
目次
第1部 日本のスポーツ・マネジメント(スポーツの本質とスポーツ・マネジメントの研究対象と領域―日本プロサッカーを一例として;日本のスポーツ・ビジネスとマネジメント;プロサッカーのマネジメントにおける経済価値獲得のネットワーク―日本プロサッカーリーグ発展の分析)
第2部 アジアのメガスポーツ・イベント(アジアにおけるメガスポーツ・イベント社会、ビジネス、そして経営に及ぼす影響;2002年ワールド・カップ開催の日本の経験―招致による「利益」;日本とインド間比較にみるメガスポーツ・イベントの経済への影響;ウルトラ・マラソン・ワールド・カップ韓国大会と起業家精神;中国におけるアンブッシュ・マーケティング―オリンピック・スポンサー企業への対抗企業;北京オリンピック・スポンサー企業のブランド訴求―スポンサー企業の広告パターンの比較研究)
著者等紹介
高橋由明[タカハシヨシアキ]
中央大学商学部・大学院商学研究科教授、経営学史学会理事長(2009‐2011年)、日本経営学会常任理事国際担当(2001‐2004年)、Euro‐Asia Management Study Association(EAMSA)のPresident会長(2002‐2005年)等歴任
早川宏子[ハヤカワヒロコ]
中央大学商学部教授
ドレス,ハラルド[ドレス,ハラルド][Dolles,Harald]
ドイツ,ハイリボーン・ビジネス・スクール教授、スウェーデン、イエテボリ・ビジネス・スクール客員教授
ゾェダーマン,ステン[ゾェダーマン,ステン][S¨oderman,Sten]
スウェーデン、ストックホルム大学ビジネス・スクール教授、ルクセンブルグ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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