内容説明
シアトル大学へゆく、77歳・千葉大学名誉教授に陽があたる。世界に通用する日本発の経営学をアメリカのMBAビジネス・スクールの本場で検証するために。その成果は、本書に流れる“グローカル”と“バイ・カルチャー”の「企業文化戦略」、即ち、「経営人類学」。持続する経営の本質を解明し、経営学と会社文化を変革する先端的発想の「種本」ここにあり。
目次
第1章 グローカリズム経営
第2章 バイ・カルチャー経営
第3章 アジアン・パワー経営
第4章 プロ・マインド経営
第5章 ホンモノ経営
第6章 リスク経営―政治文化
第7章 リスク経営―企業文化
著者等紹介
村山元英[ムラヤマモトフサ]
シアトル大学特別招聘教授、千葉大学名誉教授、中京大学元教授。米国MBA、商学博士。経営学、経営戦略、企業文化、国際経営、比較経営、異文化交流、国際経済開発、地域づくりなどを教える。専門は国際経営学と経営人類学。筑波大学、中央大学、上智大学などでも教える。国連と政府機関の派遣でアジア諸国とアメリカ各地の大学で教育と研究に貢献。国際経営文化学会会長、日本経営学会会員、アメリカ経営学会(AOM)会員、国際経営学会(AIB)会員
村山にな[ムラヤマニナ]
千葉大学工学部工業意匠学科卒業、(株)乃村工藝社にてミュージアム計画に携わる。その後、ニューヨーク市立大学大学院、美術史博士課程修了、西洋近現代美術史専攻、2009年にPh.D取得。ニューヨーク市立・クイーンズボロ大学にて美術史の教鞭をとる。また、イサム・ノグチ庭園美術館にて講師。アート、デザイン、マネジメントの分野横断の研究活動を展開。アメリカ美術学会会員、日本美術史学会会員、日本デザイン学会会員、日本アートマネジメント学会会員、アメリカ経営学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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