沖縄大学地域研究所叢書<br> 徹底討論 沖縄の未来

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沖縄大学地域研究所叢書
徹底討論 沖縄の未来

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829504741
  • NDC分類 312.199
  • Cコード C0036

内容説明

沖縄戦、米軍基地問題、沖縄独立論議…2009年6月に沖縄大学で行われた講演・対談4時間半。大幅加筆して単行本化。

目次

講演 「沖縄党」の知力・政治力(佐藤優)(大田昌秀先生について;左翼と右翼、保守と革新;沖縄のマスコミは全体主義なのか;「沖縄大使」への疑問;沖縄の学生は自信を持て)
講演 沖縄戦から考える(大田昌秀)(沖縄の慰霊祭は六月二三日でいいのか;沖縄戦はいつ始まって、いつ終わったのか;「沖縄戦は醜さの極致」;軍との共死を強いられた住民;戦う前から勝敗は決まっていた;沖縄戦は本土防衛のための「捨て石」作戦;軍の道連れにされた住民たち;国民の生命・財産より戦闘の勝利を優先するのが軍隊の本質;沖縄戦の教訓とは何か;石垣島事件に見る有事の実態)
対談 沖縄の未来を語る(大田昌秀・佐藤優)(イメージ操作の恐ろしさ;知力によって生き残る;琉球は異国という意識をもつこと;非戦闘員への配慮なし;「国士隊」の恐るべき性格;沖縄戦の特質とは何か ほか)

著者等紹介

大田昌秀[オオタマサヒデ]
元沖縄県知事。前参議院議員。現在、大田平和総合研究所主宰。1925年、沖縄県久米島に生まれる。1945年、沖縄師範学校本科二年在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄守備軍に動員され沖縄戦に参戦、九死に一生を得る。1954年、早稲田大学卒業。その後、ニューヨーク州シラキュース大学大学院修了(ジャーナリズム修士号取得)。東京大学新聞研究所で三年間研究、1973年、ハワイ大学イースト・ウェストセンターで一年間教授・研究

佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、85年外務省入省。在モスクワ日本国大使館勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官を務める。インテリジェンスのプロとして対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後五百余日の勾留生活を送る。保釈後、05年に執筆した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)がベストセラーとなり、第五十九回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふぇるけん

11
元沖縄県知事の大田昌秀氏と言わずとしれた佐藤優氏の対談。厚みはそれほどないが、その背景にある膨大な知識に裏付けられた議論は非常に濃密だった。これまで読んだ沖縄関連の書籍との関係もリンクしてきて、自分なりに少しずつ整理ができてきた。本書で絶対避けるべきとされている辺野古への移設を国が強硬に推し進められつつあるが、また琉球処分の歴史が繰り返されてしまうのか。。。2014/05/12

Happy Like a Honeybee

5
北緯三十度が大和民族と琉球民族の境界線? 現行憲法において天皇は日本国民の象徴とされる。しかしアイヌと沖縄は土着の天皇信仰がないため同一視できないと。 グルジア問題と同様、特定の社会多数派が少数派を抑圧する傾向。 道州制で沖縄が独立した場合、基地負担が過度になる危険性。鋭い指摘だ。2015/09/23

がんぞ

4
日清戦争前、明治政府は、李鴻章に沖縄を最恵国待遇と引き換えに差し出そうと交渉していた。戦時中の大本営の方針も昭和天皇も沖縄を切り捨てる覚悟をしていた「私たちは国民だったのか」。安倍首相の《主権回復の日》は沖縄にとって《屈辱の日》だ。復帰前も復帰後も米軍による基地被害、犯罪の多いが、佐藤栄作は密約を交わし裁判権を放棄していたというのが大田昌秀の主張。佐藤優は小林よしのりと「基本的な一点で相容れないので対談するつもりは無い」と言う。彼の母親が嘘を言うはずは無い、《軍の強制による自決》はあったのだ、と言う。さて2013/12/31

issy

4
大田氏と佐藤氏の講演および対談が元になっているが、書籍化にあたり追加した箇所も多いと見られ、沖縄戦や復帰問題を中心にかなり詳しく書かれており、沖縄問題を考えるための基礎知識を得る入門書としても適。「未来」に関しては、やはり米軍基地問題は避けて通れないが、基地依存・土建依存の経済体質からの脱却のためには、若い世代の知の力を向上させ、中央省庁にも影響力を増し、「基地跡」の在り方のマスタープランを具体的に描くこと。2010/02/27

Riopapa

3
沖縄に対する日本の領有権は敗戦で無効になったという趣旨のことを中国が言い始めているが、本書を読み、その背景が理解できた。地政学上、中国にとっても、沖縄は重要だろうから、独立などしたら、中国の一部にされてしまうのではないか。戦争を体験した大田氏の理想はわからないでもないが。2013/05/15

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