出版社内容情報
不祥事は起こしたこと以上に、どう対応したかで非難されるのだ!不祥事が起こる本質的な原因と、発生後の対応を個々の事例で詳細に検討し、「二次クライシス」への備え方を提言する。
目次
第1章 不祥事の時代が始まった(不祥事はなぜ起こるのか;不祥事は会社を潰す;不祥事報道が拡大する理由;不祥事で潰れる会社、乗り越える会社)
第2章 不祥事が繰り返される理由(ゆとりのない企業経営が不祥事を招く;業績連動型給与がもたらしたもの ほか)
第3章 不祥事はこうして拡大した(JR西日本の福知山線尼崎脱線事故(二〇〇五年)
雪印乳業集団食中毒事件(二〇〇〇年)と雪印食品牛肉偽装事件(二〇〇二年) ほか)
第4章 不祥事報道のメカニズム(「ニュース・バリュー」記者たちは何を報道しようとするのか;「わかりやすさ」と「視聴率」の関係 ほか)
第5章 実践・「不祥事」その時の対策(クライシス・コミュニケーション;不祥事で会社を潰さないためのマスメディアへの対応 ほか)
著者等紹介
村上信夫[ムラカミノブオ]
1958年生まれ。日本大学法学部卒業。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科(危機管理学専攻)修了。立教大学大学院社会学研究科博士課程在学中。大手自動車メーカー・人事に勤務。映画・ドラマの脚本、プロデュサーを経て、放送作家に。放送作家としては、CM・イベント・テレビ番組の企画・演出、構成に携わる。報道番組、ドキュメンタリー、ラジオ番組の他、多くのヒット番組や愛知万博フィナーレなどの大型イベントを手がける。その他、論文・連載、レギュラー番組、特番など多数
吉崎誠二[ヨシザキセイジ]
1971年生まれ。(株)船井総合研究所上席コンサルタント。戦略プロジェクト本部次長。上場企業からベンチャー企業まで幅広く経営のアドバイスを行っている。社員研修、講演活動も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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