内容説明
安全保障に関する正しい知識、日本の防衛政策の全体像をわかりやすく、体系的に整理した決定版教科書。
目次
第1章 防衛の基本的な政策(防衛省・自衛隊 発足の歴史とその組織;我が国の防衛政策の基本 ほか)
第2章 防衛の法的な枠組(自衛隊の役割、任務と行動;国際平和協力活動 ほか)
第3章 新たな事態への対応、安定した安全保障環境の構築への貢献(サイバー攻撃対処・生物兵器対処について;核兵器及び弾道ミサイルへの対応 ほか)
第4章 日米安全保障同盟(米国の国防政策;日米安保条約と日米防衛協力のための指針等 ほか)
著者等紹介
田村重信[タムラシゲノブ]
1953年、新潟県長岡市(旧栃尾市)生まれ。拓殖大学政経学部を卒業後、慶應義塾大学大学院法学研究科で「憲法と安全保障」を学ぶ。宏池会(大平正芳事務所)勤務を経て、自由民主党本部勤務。政務調査会で農林・水産、憲法、沖縄、安全保障政策等を担当。政務調査会事務副部長を経て、現在、政務調査会首席専門員。国防・安全保障政策、憲法、テロ対策等を担当。慶應義塾大学大学院法学研究科講師。(日本の安全保障講座担当)も兼務
佐藤正久[サトウマサヒサ]
1960年、福島県生まれ。防衛大学校(応用物理専攻)卒業後、陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程修了。1997年、アメリカ陸軍指揮幕僚大学に留学。帯広第四普通科連隊小隊長、青森第五普通科連隊中隊長、国連PKOゴラン高原派遣輸送隊長、陸上幕僚幹部広報室総括などを歴任。この間、外務省に出向し、カンボジア和平にも従事する。2004年、自衛隊イラク派遣先遣隊長に任命され、第一次復興業務支援隊長を務め、イラク、日本両国で「ヒゲの佐藤」として知られる。イラクから帰国後は、第七普通科連隊長兼京都福知山駐屯地司令、陸上自衛隊幹部学校主任教官などを歴任。つねに自衛隊のフロンティアを走り、2007年1月、一等陸佐で退官。7月、参議院議員に初当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。