内容説明
イラク戦争での統合運用の詳細、太平洋戦線での連合軍の統合運用、沖縄戦での日本軍・連合軍の統合運用、冷戦時代の米軍・NATO軍、湾岸戦争以後現在までの統合運用の実際など、知っておくべき情報が満載。
目次
序説 効率的、合理的な米三軍の統合運用(アメリカのひとり勝ちの誤算;アメリカに学ぶべきもの ほか)
第1章 対イラク戦で発揮された米統合軍の力(湾岸戦争からイラク戦争へ;イラク戦争での米英軍の戦いぶり ほか)
第2章 連合軍の対日反攻開始にみる統合(反攻の始まり;日米の平時戦争計画 ほか)
第3章 沖縄戦の統合運用(米機動部隊の九州来襲;沖縄方面天号作戦 ほか)
第4章 統合の冷戦時代から現代への発展(米国防省の設立とソ連圏の拡大;ベルリン危機の教訓 ほか)
著者等紹介
熊谷直[クマガイタダス]
実名・熊谷光久。山口県防府市出身、昭和11年福岡県久留米市生。昭和34年防衛大学校卒業(3期航空)後、航空自衛官、飛行機操縦練習を経て、主に要撃管制官として防空の第一線指揮官勤務(米空軍との共同勤務)。その後、航空幹部学校参謀養成課程を経て、防衛大学校助教授、防衛研究所戦史部所員、統合幕僚学校教官などとして軍事史の研究・教育に携わる。その間に沖縄の防空情報指揮官勤務・沖縄戦史研究。平成3年学校教育部長定年退官後、軍事史家・軍事評論家として軍事関係の研究と著述活動実施。軍事評論家として、テレビ・ラジオ等の出演・講演もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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