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内容説明
俺、相川歩は『愛』ってのがわからない。周りの奴らはすぐに「付き合おっか?」なんて言葉にしやがるが、そんな言葉に何の意味があるのだろうか。言い寄ってくるサラス、誤解に誤解を重ねる友紀。俺は今の関係が最良だと思っているのに、周りの気持ちは動いていく。「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい」クリスマスも楽しく終わって大晦日。俺自身が関わった、ネネさんの同人誌を買うためにコミケへやってきたのだが、そこで何かと謝る妙な少女に出会った。彼女、リリア・リリスの出現で、色んな『愛』が変化していく。第20回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。
著者等紹介
木村心一[キムラシンイチ]
1982年京都市生まれ。『これはゾンビですか?』で第20回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
13
泊まり込みの徹夜で出来上がったネネさんの漫画を販売するコミケに来た歩たち。そこで歩は一人の怯えてる少女に出会う。その少女は自分を死を呼ぶものとユーと同じことを言ったので、探しておいてほしいと言われていた悪魔男爵の娘だと思って連れていくと、なんとその少女はヴィリエの女王で、そばにいるライオンである最強の兵器「ふうりんかにゃん」を発動させ襲ってきた。なんとか脱出した歩たちだが、遊びに行っていたスケート場にも女王リリア・リリスが襲来するが、トモノリが覚醒する…。まさか女王があんな容姿とは…。良いじゃないw→2012/04/21
sonic
12
2014年31冊目。図書館本。友紀、可愛いなぁ。魔装兵器、使いこなせちゃってますね。ていうか、『ユークリウッド』って、ニュークレラップ!?読んでて、『そうなのっ!?』ってツッコミを入れて、笑いました。しかし…、回を重ねるごとに、敵が強くなる。『ドラゴンボールか!』とツッコんでみたり。何か夜の王がはばをきかせていた頃が、最早懐かしい。二人羽織りのあたり、好きでした。口絵のセラとサラスはヤバいですね。良い。2014/05/19
KEI
11
購入。まぁ、相変わらず女の子たちの可愛らしさを読む作品。今回はトモノリ回?言葉の鎖はいらないと歩は言うが、それでも着実に増えていく相川ハーレム。 まぁ、何はともあれサラスさんが今日も積極的かつ可愛かったから良し。2011/06/19
めもり。@社会人4年目
7
評価<★★★★★>いつもよりラブコメ成分が強過ぎるーっ!サラスにトモノリ、ユーと新キャラリリアに悶えまくりな8巻でした。歩羨ましすぎる!ストーリー的には、ヴィリエから女王様がやってきたり、トモノリが落ち込んだりって感じですかね。ラストは歩がカッコ良く決めてくださって大満足です。でも展開的に「これゾン」ってハーレムエンドだと思うのでトモノリ不憫。エピローグで実はハルナはーー!?的な伏線張っていったので続きがとても気になりますね。継読です。2012/07/12
える
5
本編でのハルナ特製年越しそばの長さに笑いました。あと「あとがき」が面白かったです。ラストで衝撃の暴露があり、次巻がとても楽しみです。2011/06/15