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内容説明
「テメェら。死ぬ気はあるんだろうな」“最凶の天使”の名を恣にしてきた百川は、いつものように凶暴な瞳を敵に向けた。もう何度繰り返してきたかしれない、取るに足りない雑魚相手の戦い。天使脈動を発動させ、左手の魔導回路に力の全てを注ぎ込む。それでジ・エンド―のはずだった。だが。百川は負けた。傷つき倒れた百川を助けたのは、黒い翼を持つもう一人の“彩”だった。友達が出来たと無邪気に喜ぶ“黒い彩”。二人の出会いは偶然なのか。それとも最大の敵が百川に仕掛けた罠なのか。そして敵の手に落ちた百川の運命は―。愛と闘争のネオロマンティック・ファンタジー第4弾。