内容説明
“人種の坩堝”時代を迎えた日本に、今必要なものは…?身近な日常のシーンから、制度や文化まで、C・W・ニコル、ピーター・フランクル、U・D・カーン・ユスフザイら現在活躍中の14人の在日外国人が、それぞれの視点から観察し、直言する刺激に満ちた現代日本論アンソロジー。
目次
わが友、日本人へ…(C・W・ニコル)
日本は外人スラムを作りたいわけ?(ケント・ギルバート)
受け入れの実質が併わない留学制度(陳沢禎)
CM大国ニッポン(デーブ・スペクター)
外国人と上手にコミュニケーションする秘訣(ハルペン・ジャック)
「四季」狂い(ロビン・ギル)
「アンチ小錦」の大合唱の中で(ロバート・ホワイティング)
ODA大国ニッポン(U・D・カーン・ユスフザイ)
子供たちが危ない(ピーター・フランクル)
日本人の日曜日と中国人の日曜日(李国棟)
日本で働く外国人ホステス(呉善花)
ボクの視力は6.0。ところが…(オスマン・ユーラ・サンコン)
第2次地方の時代(フランソワーズ・モレシャン)
世界の果ての都市(ピーター・ポパム)