医療現場は地獄の戦場だった!―日本人医師がアメリカで体験したコロナ禍の緊急リポート

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医療現場は地獄の戦場だった!―日本人医師がアメリカで体験したコロナ禍の緊急リポート

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  • サイズ 46判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828422374
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0036

内容説明

緊急搬送されてきた患者が次々に死んでいく!パンデミックの真っただ中に投げ込まれたボストン在住日本人医師の壮絶な記録!医療関係者も必読!

目次

第1章 コロナ最前線の真っただ中へ(天国から、いきなり地獄へ;全コロナ患者受け入れ体制が始動! ほか)
第2章 「死」の周辺(コロナ患者の特徴;iPadで家族とお別れ ほか)
第3章 こうしてアメリカで医師になった(小中高では勉強を放棄;大学3年、「このままでは将来がない」 ほか)
第4章 日本とはこんなに違う、アメリカの医療(アメリカの医療の仕組み;アメリカの医療保険 ほか)

著者等紹介

大内啓[オオウチケイ]
ハーバード・メディカル・スクール助教授。ブリガム・アンド・ウィメンズ病院救急部指導医。コロナ禍、ERの最前線に立った。1978年大阪市生まれ。12歳で渡米し、2009年ジョージタウン大学医学部卒業。ニューヨークのロングアイランド・ジューイッシュ・メディカル・センターで救急医学科/内科の二重専門医認定レジデンシー(全米で年23人限定)を2014年に修了。その後、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の医療政策研究(2016年)とダナ・ファーバー癌研究所の精神腫瘍学および緩和医療研究フェロー(2018年)を経て、現職。2016年、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。ポールB・ビーソン老化研究キャリア開発新興リーダー賞(アメリカ国立緩和研究所)などを受賞

井上理津子[イノウエリツコ]
ノンフィクションライター。奈良市生まれ。葬送、色街、戦後民衆史などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

92
ハーバード大学医学部准教授で救急・内科専門医の著者が2020年3月から「研究は一切ストップし、100%臨床に入れ、これまでの倍働け」と言われ直面した救急の現場のリポート。世界で感染者・死者数ともに世界一のアメリカはなぜそうなったのか、日本の医療との最大の違いが医療保険制度であり、死者の約27%が人口の約13%の黒人であることに象徴されている。救急現場で見た新型コロナ感染の特徴は、自覚症状がない人の急激な悪化と酸素飽和度が上がりにくいこと。リビング・ウィルや遺族の思いまで米国の今の医療を知ることができる。2021/04/18

パトラッシュ

63
アメリカの救急医療についてはドラマ『ER』を見ていたが、1日数万人のコロナ感染者が出ている状況に現場の医師がどう対応しているのか報道はほとんどなかった。東部有数の大都市で救急医を務める著者の証言は、感染者が一度に押し寄せた病院で医者たちが倒れる寸前まで治療にあたっている姿を生々しく描き出す。これに比べればテレビで時折報道される日本の病院の有様は牧歌的なほどで、もし同じ有様になっていたら国家的パニックに陥っていたかも。ボストンの現実に比べれば、日本では医療崩壊寸前などという言葉は使わない方がマシではないか。2021/04/11

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

61
衝撃的なタイトルに惹かれて手にとった1冊。本書は、アメリカのプリガム・アンド・ウィメンズ病院の救急救命室の日本人医師大内啓さんのコロナ禍での救急現場のナマのレポートと著者のヒストリー、アメリカ独特の医療・保険制度の実情からなる。急激に悪化したり、酸素マスクをしても酸素飽和度が上がらなかったりと今まで経験したことのないコロナの特徴を救急現場の人が書いているので迫力がある。日本とは医療制度の違うアメリカの医療についても詳しく書かれていて勉強になった。2021/05/31

読特

26
【米国の医師として】息を吹きかけわざと感染を移そうとする患者。お金のかかる薬を処方できない貧困層。重病をかかえて渡ってくる不法移民。iPadの録音で家族へ届ける終末期患者のメッセージ。利子も含めて3000万円にも上る学資ローン。【南アでの医療体験】夜に外出すれば命の補償はない。2日間歩いて診察に来る患者。家族との絆を絶たれた上エイズになる子供。ひったくりに腕ごと切られて盗まれたカバン。・・生きることと死ぬことと、肌に感じる毎日。過酷の中にやりがいを見出す。高い志を持つもののみが目指すべき仕事。2021/05/05

tom

22
HONZのレビューを読み図書館に注文。著者は日本人でアメリカ育ち。タラタラと暮らしていたけれど、あるとき突然医者になろうと思った。奨学金(とんでもない金額になる)を借りてお勉強を始める。いろいろあって最後は終末医療にかかわるようになったけれど、そこにコロナ禍。そして、コロナの治療に参加する。その大変さ、切実さ、けっこうリアルに書かれていて、おおコロナはこんなに大変な病気なのかと、初めて気が付いたような始末。こういうこと、リアルな実像というものは、なかなかみえないものだということを、改めて実感する。2021/07/14

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