内容説明
日本は過度の高齢化社会と言われています。老人の数は加速度的に増え、このままでいくと日本は老人だらけの国になってしまうとされています。「しかし、ほんとうにそうなるのだろうか」老人ホームの実態に通暁する著者は、疑問を呈します。「老人はもう長生きはしない。なぜなら老人を殺してもおかしくない社会になっているから」著者がそう考えるのは、老人が追い詰められ、命を粗末にされている現場を嫌というほど目撃しているからです。老人ホームの裏の裏まで知り尽くす第一人者が明かす驚愕の実態!
目次
序章 高齢者に希望はあるのだろうか?
第1章 高齢者の実態は、こう変わってきた
第2章 行き場を失う老人たち!―過当競争時代に入った老人ホーム業界
第3章 介護の現場のウソと真実―トラブルが絶えないのはなぜか
第4章 それでも知りたい老人ホーム選びのポイント―ホームに親を入れた後、後悔してしまったらどうしたらいいのか
終章 メメント・モリ―これからの介護はどうあるべきなのか
著者等紹介
小嶋勝利[コジマカツトシ]
(株)ASFON TRUST NETWORK常務取締役。1965年神奈川県生まれ。日本大学卒業後、不動産開発会社勤務を経て日本シルバーサービスに入社。介護付き有料老人ホーム「桜湯園」で介護職、施設長、施設開発企画業務に従事する。2006年に退職後、同社の元社員らと有料老人ホームのコンサルティング会社ASFONを設立。2010年、有料老人ホーム等の紹介センター大手「みんかい」をグループ化し、入居者ニーズに合った老人ホームの紹介に加えて、首都圏を中心に複数のホームで運営コンサルティングを行っている。老人ホームの現状と課題を知り尽くし、数多くの講演を通じて、施設の真の姿を伝え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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