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2012年長谷川慶太郎の大局を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784828416472
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

増税だけならば日本沈没、米国救うシェールガス、したたかドイツ‘帝国’の権謀術数、中国経済断末魔他、2012年世界はこう変わる。

目次

第1章 米国はこのまま凋落するのか!?(デフレ時代の株価軟調と国債への資金流入;世界のエネルギー革命を主導するシェールガス ほか)
第2章 ユーロ圏の金融危機の内情をえぐる(離脱するのはギリシャなのかドイツなのか;何としても財政赤字削減に取り組まなければならない)
第3章 「中華人民共和国崩壊」に備える米国(やはり大事故を起こした中国の高速鉄道;北朝鮮が核実験を行えば東アジアに危機が訪れる)
第4章 ユーロに加盟したいロシアと中東諸国の今後(現状打開に苦しむ新興国はどうなるのか;民主化で中東に長期の平和がもたらされる)
第5章 「日本改造」残された時間はあと一年(新しく発足した野田政権の最優先課題はやはり財政赤字削減;「良い円高」と「悪い円高」を見極める ほか)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Skywalker

1
非常に情報量が多い。また大変大胆(過激)な予測も含まれている。EUの先行きなども、悲観論に満ちた他の多くの経済評論家と異なる意見も新鮮。一方で、出版されてから7カ月経った今となっては、明らかに外れている予測もあるのも事実。本書を読んで2点感じたのは、(1)同一案件に対して、多くの情報源を持つべき。(2)経済評論家により異なる意見が述べられているのを聞くと、日本の情報は完全には統制さえていないんだと安堵。2012/05/02

T坊主

1
付録のCDにはすごい情報が入っています。分析力、洞察力に恐れ入ります。島田伸介が突然やめた理由、やくざーFBIとの関係。尖閣諸島での中国漁船の衝突事件の真相。2012/03/02

Honesty

1
21世紀は平和で安定した時代が到来するので、基本的にデフレになる。対策としては実需に結びつくインフラ整備と財政赤字削減としている。円高で逆に輸出が増えるというくだりはとても参考になった。金額ベースで輸出品の80%以上が生産財と資本財で価格とは関係のない、品質などで企業が購入するためだという。日本の特許が全世界に売られていて、所得収支が黒字であることは日本の技術力が世界トップクラスで安全で信頼されていることの裏返し。ただグラフや表などの定量的な資料が少なく、様々な予想はしているものの説得力に欠けると思った。2012/01/26

kumaso24

1
戦争のない時は、デフレ傾向になる。デフレの時は、企業の生き残りのため新商品開発が活発になり、景気対策でインフラ整備が活発になり、物価が下がり年寄りがよいものを安く買えるので長生きする。 なるほど…。 原発のくだりで、原発のコスト安いという認識は賛同できない。2012/01/24

sakotu

0
『戦争があればインフレになり、戦争がなければデフレになる。インフレかデフレかを決めるのは、中央銀行の金融政策でもその国の政府の経済政策でもない。』2015/07/09

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