生きてるだけでなぜ悪い?―哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828414331
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0011

内容説明

人生なんて偶然の産物。だからあなたが、成功する、失敗する、理由もないのです。

目次

第1章 結婚なんかしなくていい!
第2章 就職なんかしなくていい!
第3章 金持ちなんかにならなくていい!
第4章 常識なんかなくてもいい!
第5章 生きがいなんかなくていい!
第6章 人間関係に悩まなくていい!

著者等紹介

中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年生まれ。77年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。83年ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了、哲学博士。現在、電気通信大学電気通信学部人間コミュニケーション学科教授

香山リカ[カヤマリカ]
1960年生まれ。東京医科大学医学部医学科卒業。精神科医。学生時代より雑誌などに寄稿。現在、立教大学現代心理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitya

4
中島義道さんと香山リカさんとの対談形式で、難しいことは語られていないから読みやすい。「どんな人でも、ただ自分の「内なる声」に忠実に生きていくしかない。そして「やってみる」しかないのです。」と中島さんは言う。「生まれたから、とりあえず生きてみる。それで何が悪い?」と香山さんは言う。2014/02/07

がっち

4
内容じたいは緩い感じだが、香山りかの発言が鼻につく。読んでいて考え方が合わないという、考えがいやだというか古い2012/02/04

yurikoany

3
淡々と、哲学者と精神科医が意見を述べてる印象。 しかし、香山リカさんは勤め先の大学のこと嫌いなのか笑 まぁ、私は失敗したなぁって思ってるけど、後悔してはいけない。もう生きなくちゃいけないもん。あーあ、発売当初にこの本にであってたらなぁ。 生きなければ。2019/05/18

pom

3
若い人に向けた本だそう。香山リカは色んな思いを正直に語っていて心配になるほど(前任校のレベルの低さとか、暇な主婦に対する呆れとか)中島先生はいつもの感じ、あまり対談向いてないのでは!?印象に残った言葉は、被差別者が苦しいのは「人間は平等だ」と思わなくてはいけないから、というところ。それは単なる理想と割り切ればちょっと楽かも知れない。2015/05/29

xtc1961ymo

3
良いタイトルですね。構える事なく、みもふたもない言い方で主にこれから世の中に出ていく若者への、まあ助言というか、あまり意味など求めるな、まずやってみることだ。みたいなきわめて正論を独特な力の抜け加減で語り合っていて、そのやり取りがなんとも投げ遣り加減なところが芸になってます。偉い人ほど、たまたま自分が成功したのは、自分の生い立ち(貧乏、剣道部、趣味等)に、原因があるので同じようにやれば君も出来るなどと大きな勘違いをして本を書いたりする迷惑な事をしたがる。ほんとはたまたまそうなったに過ぎない、偶然だと思う謙2014/04/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16481
  • ご注意事項