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山本勘助はいなかった―「風林火山」の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784828413167
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

目次

自らに帝王学を課した信玄の使命感
武田王国の王位継承劇
無敵騎馬軍団の神話と実際
財政基盤確立を目ざす地域開発
結束と能力開発の人使い信玄流
大業を水面下でささえた情報組織
山国から興ったことの得失
上洛への抱負と戦略
巨星墜つ
後継者の苦悩
江戸の青写真は甲府にあった
中世最後の光芒

著者等紹介

山本七平[ヤマモトシチヘイ]
1921(大正10)年、東京に生まれる。42(昭和17)年、青山学院高等商業学部を卒業。44(昭和19)年太平洋戦争でマニラに上陸。45(昭和20)年フィリピンのカランパン捕虜収容所に将校として収容される。翌年12月31日最後の帰還船で九州、佐世保に到着。戦争中の栄養失調と多くの疾病によって生涯にわたり健康をそこなうことになる。58(昭和33)年、山本書店を創立。山本書店主として主に聖書関係の出版物の刊行を続けるかたわら、評論家としても活動。その日本人論は今も日本人の心をとらえている。91(平成3)年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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文章で飯を食う

15
武田信玄の領国経営について、名将のように書かれている。しかし、現在では、まずは治山治水をしなければ戦争を始めることもできなかったと言う見方が有力のようだ。武田領の税の高さは酷いものだったらしい。北条や織田の税の低さは、領土拡大に大いに役立ったらしい。この本は1988年に書かれているが、歴史認識は、やはり古すぎる。ただ、織田信長の先見性や武田信玄の限界などの認識は、さすがだと思う。2016/10/16

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