内容説明
3歳児までの言語教育の大切さを訴えた著者が、マニュアルや形式に縛られがちな大人に向けて、「大人のための絶対語感の磨き方」を書き下ろした。手紙の書き方、電話のマナー、頭のいい人の話し方、大人の敬語の使い方、スピーチの話題、ユーモアの磨き方…。大人だから知っておきたい言葉の使い方実例集。
目次
第1章 大人の気づかいは「ことば」にあらわれる
第2章 大人の話し方ができる人・できない人
第3章 大人が使うあいまいな日本語
第4章 得することばづかい・損をすることばづかい
第5章 大人でも敬語を使いこなすのはむずかしい
第6章 漢字のこころ・カタカナのセンス
第7章 ことばづかいはあなたの履歴書
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年生まれ。英文学者。評論家。文学博士。お茶の水女子大名誉教授。東京文理大学英文科卒業後、51年雑誌『英語青年』編集長に就任。56年に東京教育大学助教授、68年お茶の水女子大学教授(この間、5年間お茶の水女子大学附属幼稚園長を兼ねる)。専門の英文学のほか、言語学、修辞学
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