内容説明
カネは経済の血液、日銀は日本の良心。
目次
第1章 カネは経済の血液 日銀は日本の良心(金融最前線から見上げた、日本の姿;日銀は万年心配性)
第2章 知って下さい、日銀マンの実務(日銀マンへの道;地方修業で丸六年;日銀営業局、金融政策実行の現場へ;お礼の元締め、日銀発券局)
第3章 考査の現場から見た不良債権問題(日銀考査の現場;不良債権問題私論;経営破綻した兵庫銀行から学べ)
第4章 地域経済と日銀の役割(地域経済と共に歩んだ一五年;地域のオピニオンリーダーとして)
第5章 経済の現場で考えた日本再生への提言(構造改革私論と二つのキイワード;金融改革への道;産業再生の芽;農業を忘れるな)
著者等紹介
遠藤勝裕[エンドウカツヒロ]
日本証券代行株式会社取締役社長。1945年疎開先の山形県米沢市に生まれる。小、中、高、大学と東京で過ごし、1968年早稲田大学政経学部卒業後日本銀行へ。以来、東京を中心に北九州、名古屋、神戸、札幌、青森と北から南まで日本各地で日銀マンとして活動。1990年青森支店長、1992年考査役、1994年神戸支店長、1995年1月17日灘区の社宅で震災に遭遇。1996年電算情報局長、1998年日本銀行退職。同年日本証券代行入社、現在に至る
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