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角川SSC新書
「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550085
  • NDC分類 778.09
  • Cコード C0295

内容説明

2006年度日本アカデミー賞作品賞を受賞し、独立系映画としては異例の興行収入15億円突破を果たした『フラガール』。この映画の資金調達は、映画ファンドと呼ばれる手法で行われた。シネカノン社が製作・配給する20作品に対し、45億円を出資するという日本映画界史上空前の規模のファンド組成に関わった著者が描く、映画ビジネスのオモテとウラ。リターンを極大化するコンテンツと、リスクを極小化するファイナンスとが融合したとき、新しい時代のビジネスが開ける。

目次

第1章 『フラガール』誕生秘話(日本アカデミー賞の歴史が変わった!;映画プロデューサーとの出会い ほか)
第2章 『フラガール』で学ぶ映画ビジネスの構造(文化とビジネスの両立;映画ビジネスの全体像 ほか)
第3章 『フラガール』を支えた映画ファンドとは何か(シネカノン・ファンド第1号の誕生;シネカノン・ファンドがとった超強気戦略 ほか)
第4章 「シネカノン・ファンド第1号」ができるまで(ウォール街からハリウッドへ?;コンテンツファンドの先駆け ほか)
第5章 日本映画と映画ファンドの今後(斜陽産業と呼ばれた映画産業;シネコン・ビッグバン ほか)

著者等紹介

岩崎明彦[イワサキアキヒコ]
東京大学法学部卒業。米国系投資銀行にて、企業のM&A(合併・買収)業務に従事。2002年、株式会社ジャパン・デジタル・コンテンツ(現ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社)入社。映画やアニメーション、ゲームといったコンテンツに対する投資ファンドを組成。コンテンツ投資の分野におけるパイオニアの一人であり、現在、複数のファンドマネージャーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あらあらら

6
スゴイかどうかは別として、映画制作の仕組みはわかる本2014/12/11

hi_zakky

1
ちょっと前に読んだ本。あの『フラガール』を通して、映画産業の一端が垣間見え、なかなか楽しめた。そういえば、最近ちょっと時間と場所の関係で映画館から遠ざかっているが、また行きたいと思う。2010/02/10

washi

1
エンターテイメントビジネスが「産業」として発展するためには、必要なインフラを十分に整備する必要がある。しかし、なるほど、コンテンツファンドは、まだまだ過渡期の制度なのだな……。最終形は「証券化」か「投資信託」へ収斂すると。2009/02/04

本虫

0
映画ファンドについてはよく分からなかったし、あまり興味もわかなかったのですが、映画業界についてはいろいろと初めて知ることが多かったです。2015/10/27

半兵衛

0
映画ファンドについて硬軟合わせて知ることができる。中盤まで面白く読んだ。当たり前だがポートフォリオ型にしないと危険すぎるジャンルだと思う。 色々な形で映画業界にも刺激があるけれど、僕個人としては、本質的にはあまり変わっていない印象。今映画ファンドってどうなんだ?2012/02/17

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