角川SSC新書
わが青春のロック黄金狂時代―ビートルズからボン・ジョヴィまで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550047
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0295

内容説明

ロックが最も輝いていた70~80年代、日本のファンと海外アーティストの架け橋となった「ミュージック・ライフ」という洋楽専門誌があった。まだロックが商業化されていない時代、名物編集長の東郷かおる子は、持ち前のド根性とミーハー精神でビッグアーティストたちへ体当たり取材を繰り返す。やがてロックはビッグビジネスとなり、「ミュージック・ライフ」もロックファンの“バイブル”と称されるまでになる。涙と笑いと感動が凝縮されたバックステージ・エピソード集。

目次

序章 1960年代―ロックの産声(編集者としての始まりが、ロック黄金期の始まり)
第2章 1970年代―ロック黄金期の幕開け(ウッドストックと箱根アフロディーテ;グランド・ファンク・レイルロード;レッド・ツェッペリン;クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル ほか)
第3章 1980年代―ロック産業の発展と成熟(テクノロジーとロック;ブームタウン・ラッツ;デヴィッド・ボウイ;ジョン・レノン ほか)
最終章 1990年代―ロックは死んだのか?(ロックの変質とミュージック・ライフの休刊)

著者等紹介

東郷かおる子[トウゴウカオルコ]
神奈川県出身。高校卒業後、新興楽譜出版社(現シンコーミュージック・エンターテイメント)入社。1979年から90年まで洋楽専門誌「ミュージック・ライフ」編集長を務めた。90年に退社後は、フリーの音楽評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RED FOX

6
往年のロック雑誌ミュージックライフの元編集長の冒険譚のような取材秘話。ロックが市民権を得る前、商業になる前のマニアックでオタなころを深く知る彼女ならではの体当たりが面白かったです。2013/08/24

nagata

1
日本初の本格的な屋外コンサートがわずか50年前とはびっくりだが、その様相も相当にカオス。ピンク・フロイドを招いておいて、成毛滋、モップス、渡辺貞夫、山下洋輔まではいいとして、トワ・エ・モア、赤い鳥、かぐや姫にダークダックスときたもんだ。2020/11/25

左近

1
一昔前の洋楽好きなら、必ずどこかで名前を見かけているはずの、元『MUSIC LIFE』編集担当、東郷かおる子。親の影響でビートルズにはまった自分にもお馴染みの方です。本書は、日本人のロック受容史として読むこともできるが、ミュージシャン達のエピソード集として、純粋に楽しんでしまえば良いと思います。ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンのジョイント・コンサートは、クラプトンがジョージの復活を手助けしたものと語られがちだが、実際にはジョージが兄貴分としてクラプトンを支えていたのでは、という記述に「へぇ」2015/08/15

けいちか

1
ミュージックライフを80年代半ばから後半にかけて読んでいた人間として、懐かしく読んだ。2011/04/13

ice_age

0
音楽雑誌ミュージックライフに配属された若き編集者が出会った、ミュージシャン達と”青春のあの頃”が描かれている。アーティストの素顔が見れてとても面白かった。同著者のクイーン・オブ・ザ・デイも読んでみたい。2013/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/539890
  • ご注意事項