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角川SSC新書
メタボの罠―「病人」にされる健康な人々

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  • サイズ 新書判/ページ数 175p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550023
  • NDC分類 498
  • Cコード C0295

内容説明

「ウエスト周囲径、男性85センチ、女性90センチ以上は要注意」。この病理学的根拠のない数値は、今、国際的な批判にさらされている。しかしなぜ、厚労省はこれを引っ込めないのか。それには理由がある。2008年度から特定健診という、「メタボ狩り」制度が義務化されるからだ。日本人はそんなにやせなくてはならないのか?否、日本人はややメタボな体型の人が最も長生きするというデータがある。「メタボ撲滅運動」は、製薬会社と厚労省が結託した金儲け運動ではないのか?産官学の癒着が生んだ「メタボ撲滅」といういびつな運動の真実を明かす驚愕の書。

目次

第1章 メタボリックシンドロームという嘘
第2章 産官学の癒着が生んだメタボ撲滅運動
第3章 「ちょいメタ」が最も長生き
第4章 捏造されたウェスト周囲径
第5章 高血圧より降圧治療が危険
第6章 コレステロールは大切な脂質
第7章 やせていても糖尿病になる
第8章 自分の体は自分で守ろう

著者等紹介

大櫛陽一[オオグシヨウイチ]
1971年、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、88年より東海大学医学部教授。06年、日本総合健診医学会シンポジウムで、全国約70万人の健診結果から、日本初の男女別・年齢別基準範囲を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

22
そもそもメタボリックシンドロームとはなにか、その値が高いとは、低いとは何かよくわからないけれど健診でひっかかったのでその数字をまともに受け取る必要はないということ。著者はむしろタバコの受動喫煙や、トランス酸という人工的に作られた油を使った食材である、マーガリンやショートニングのふがよほど規制する必要があるのでなないかと書いている。専門的な用語やデータも多く専門的な知識がないので十分理解出来たとは言いがたい。しかし、メタボリックシンドロームの撲滅を謳った金儲けが暗躍しているのではないかということには同感だ。2014/08/07

yomineko@猫と共に生きる

1
内容が専門的すぎる。2010/03/20

djA_suke

0
メタボや高血圧、糖尿病の真実。 2007年の本だが、シリコンバレー流最強の食事術に繋がる重要な情報源。 様々な健康データの適正値を年齢・性別に可視化した付録もあり、参考になる。 健康診断時に読み返したい。 「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後に薬」2020/11/10

owlman

0
官民学による病人づくり、利権構造が生む病気ビジネス。2019/08/26

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