目次
1 言葉にこめられた心を追う(文章表現が目ざすもの(近代文章史が辿った模索と到達の道筋;救済のメルヘン―『走れメロス(太宰治)』)
編著者・訳者が心をこめた所(古辞書の編成に編者の工夫を探る;蘭通詞・蘭学者の苦心 ほか)
言語使用を支える力(陳述副詞の機能を産んだもの;常用漢字の音訓を通して))
2 思考感情の外化としての言語表現(思考が文章になるまで;『伊勢物語』の表現をよむ ほか)
附録 文章表現の楽しみ(枕草子十二月;古典に親しむ ほか)
著者等紹介
渡辺実[ワタナベミノル]
大正15年京都市生まれ。昭和23年京都大学文学部卒業。現在、京都大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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