出版社内容情報
●「精神医療」52号特集=うつ病論-双極Ⅱ型障害の特集論文に書き下ろし論考2編を加え、さらに、「精神医療」36号特集=「うつの時代」を撃つ!/42号特集=還ってきたヒステリー<解離の精神病理2>の中の特集論文2編を収録し、編集したうつ病論の総集編。
うつ病の蔓延、拡散状況のなかでメランコリー親和型うつ病の時代は終わりを告げ、双極Ⅱ型障害(軽躁とうつを反復する気分障害)へと進化するうつ病を多面的に検証する。
はしがき●うつ病論の現在と双極Ⅱ型-働くことの卑怯なとき(高岡健)
<インタビュー>双極Ⅱ型(内海健+高田知二[聞き手])
総論:メランコリーの彼岸へ●軽症化・混合状態・非定型化(高岡健)
現代的なうつ病の背景に何があるのか●メランコリー親和型の時代の後に(中村敬)
新種うつ病の様相と看護アプローチの模索(八木こずえ)
症例から考える双極Ⅱ型障害とパーソナリティ障害(林直樹)
向精神薬の意味論-「双極Ⅱ型障害」という時代の病理を巡って(熊木徹夫)
男のうつ病・女のうつ病(浅野弘毅)
精神鑑定例からみた双極Ⅱ型障害(高田知二)
<インタビュー>軽症化・心理学化・非定型化と混合状態(森山公夫+高岡健 [聞き手])
新自由主義下の拒食と過食●うつ病と摂食障害の関係(高岡健)
希望の消滅●手首自傷症候群からリスカへ(浅野弘毅)
あとがき(浅野弘毅)
●シリーズ『メンタルヘルス・ライブラリー』の23巻です。
*装丁 臼井新太郎
*組版 字打屋
内容説明
うつ病の蔓延、拡散状況のなかでメランコリー親和型うつ病の時代は終わりを告げ、双極2型障害(軽躁とうつを反復する気分障害)へと進化するうつ病を多面的に検証する。うつ病論の総集編。
目次
はしがき うつ病論の現在と双極2型―働くことの卑怯なとき
インタビュー・双極2型
総論:メランコリーの彼岸へ―軽症化・混合状態・非定型化
現代的なうつ病像の背景に何があるのか―メランコリー親和型の時代の後に
新種うつ病の様相と看護アプローチの模索
症例から考える双極2型障害とパーソナリティ障害
向精神薬の意味論―「双極2型障害」という時代の病理を巡って
男のうつ病・女のうつ病
精神鑑定例からみた双極2型障害
インタビュー・軽症化・心理学化・非定型化と混合状態
新自由主義下の拒食と過食―うつ病と摂食障害の関係
希望の消滅―手首自傷症候群からリスカへ
著者等紹介
高岡健[タカオカケン]
1953年生まれ。岐阜大学医学部卒業。岐阜赤十字病院精神科部長などを経て、岐阜大学医学部准教授。日本児童青年精神医学会評議委員
浅野弘毅[アサノヒロタケ]
1946年生まれ。東北大学医学部卒業。仙台市デイケアセンター所長、仙台市太白保健所長、仙台市立病院神経精神科部長兼老人性痴呆疾患センター室長、認知症介護研究・研修仙台センター副センター長などを経て、現在、東北福祉大学健康科学部保健看護学科教授兼東北福祉大学せんだんホスピタル院長。日本デイケア学会副理事長、日本外来精神医療学会常任理事、日本社会精神医学会理事。『季刊精神医療』(編集=「精神医療」編集委員会、発行批評社)編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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melon
94867829
Hiroyuki Furuya
逆碕