出版社内容情報
1950年、東大入学と同時に共産党へ入党、陰湿な党内党争に苦悩しつつ、生田浩二らと共にブントを創設した島成郎。ブント書記長として戦後史を画する安保闘争を闘った感動の青春記。私の中のブント史は、まだ終わっていない…。
序にならぬ序/ブント私史(前編)/ブント私史(後編)/私の中の生田浩二/私の中の唐牛健太郎/天性の爽やかさ 陶山健一氏を偲ぶ/それから/それからのそれから/あとがき
――私が最近になってブント史を欲したのは、むしろ個人的欲求である。今になっても、あのブント創出と闘い、敗北と崩壊のなかでの行動に私はいささかの悔いも残していない。一寸の悔いをも感じない行動というのはそれほどある訳ではない――
1999年2月10日初版第1刷発行
1999年5月25日初版第2刷発行
内容説明
私の中のブント史は、まだ終わっていない…。1960年の青春。
目次
序にならぬ序
ブント私史
私の中の生田浩二
私の中の唐牛健太郎
天性の爽やかさ陶山健一氏を偲ぶ
それから・それからのそれから