出版社内容情報
会長としてコンシューマーズ・ユニオン〈CU〉を育て上げたコルストン・Ｅ.ウォーンが、消費者運動の動向、即ち純正食品や医薬品の追及から商品規格化要求の歴史までを、このパイオニア的な商品テスト機関の創設を通して語る。本書は、1977年、カンザス州立大学家政学部において、ウォーン博士がその活動の歴史を語った講義にもとづいている。この講義録を、コルストン・Ｅ.ウォーンより若干若く、自身も消費者運動の極めて重要でエキサイティングな時代に消費者活動家であったリチャード・Ｌ.Ｄ.モース（カンザス州立大学名誉教授）が編集し、歴史的注釈を加え、さらに彼自身の消費者運動に対する見通しを加えている。
日本語版への序文 リチャード・Ｌ.Ｄ.モース／凡例／編者まえがき リチャード・Ｌ.Ｄ.モース／プロローグ／第1章 思想の源流／第2章 「商品テスト」の発明／第3章 コンシューマーズ・ユニオンの出発／第4章 広告と消費者運動／第5章 マッカーシズムとの遭遇／第6章 消費者運動の新しい潮流：1953～1966年／第7章 国際消費者運動：最前線の新イニシアチブ／第8章 ラルフ・ネーダー・ネットワーク／第9章 消費者運動はどこへ？／消費者運動の展望 リチャード・Ｌ.Ｄ.モース／付：本書の編集方法 フローレンス・Ｅ.シュナイダー／コルストン・E.ウォーン年譜／参考文献一覧／カンザス州立大学図書館消費者運動公文書室所蔵資料一覧／索引／頭字語一覧／訳者あとがき
目次
第１章 思想の源流
第２章 「商品テスト」の発明
第３章 コンシューマーズ・ユニオンの出発
第４章 広告と消費者運動
第５章 マッカーシズムとの遭遇
第６章 消費者運動の新しい潮流：１９５３～１９６６年
第７章 国際消費者運動：最前線の新イニシアチブ
第８章 ラルフ・ネーダー・ネットワーク
第９章 消費者運動はどこへ？
