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内容説明
1995年12月8日に発生した高速増殖炉「もんじゅ」の事故は、動燃、科技庁が絶対に起こらないと強弁していたナトリウム漏れによる火災事故だった。事故の原因と背景を、科学者、弁護士、技術者らがあらゆる角度から徹底的に究明し、日本のプルトニウム利用のありかたを提言する。
目次
第1部 技術面からみたもんじゅ事故の原因と問題点(もんじゅ事故の概要と経過;設計から見たもんじゅ事故の原因;事故原因―力学的解析の問題点 ほか)
第2部 法・制度面からみたもんじゅ事故とその教訓(日本の高速増殖炉開発の歴史と構造;もんじゅ事故の政策的・社会的インパクト;情報操作と情報公開の実態と問題点 ほか)
第3部 プルトニウム政策の転換へ向けて(日本のプルトニウム政策ともんじゅ事故;動燃事業団改革の構想;プルトニウム政策における国民的合意とはなにか)