• ポイントキャンペーン

沖縄「辺野古の海」は、いま―新しい巨大米軍基地ができる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822815349
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

共同通信元写真部次長はじめ、25名の写真家による「辺野古の海」のカラー写真と芥川賞作家・目取真俊が沖縄の辺野古問題に迫る。

安倍首相や菅官房長官と沖縄県の翁長知事が会談したりで、ニュースでも大きく採り上げられる沖縄の辺野古の問題ですが、今、どうなっているのでしょう?
辺野古の海は、驚異的に美しいですが、そこへアジアでも最大という巨大な要塞ができる──どうしてでしょうか。
ジュゴンやアオサンゴの大群落などが、お花畑のように、あるいは森林のように……、たくさんの魚たち。
100点あまりのカラー写真と芥川賞作家・目取真俊が問題に迫ります。

まえがき

1 「辺野古の海」は、いま
   伊禮健、浦崎直己、大城弘明、金良孝矢、小橋川共男、小松健一、
   新藤健一、棚原盛秀、豊里友行、仲西美佐子、中村宏治、中村卓哉、
   初沢亜利、花城太、東恩納琢磨、堀誠、牧志治、宮城秋乃、松村久美、
   森住卓、ヤブキ レン、山城博明、山城正邦、山本英夫、吉嶺全二(五十音順)
   (協力:レインボー・チーム、沖縄タイムス、琉球新報、共同通信社)

  ○辺野古の海にもぐる──新藤健一

2 新しい巨大米軍基地ができる──新藤健一

3 海鳴りの島から──目取真 俊

あとがき

【著者紹介】
新藤 健一
1943年、東京生まれ。元共同通信社カメラマン。
帝銀事件・平沢被告の獄中撮影やダッカ事件、朴大統領暗殺事件、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、スーダン、ソマリア紛争を取材。共同通信社写真部デスク、編集委員。
定年後は明星大学、東京工芸大学、立教大学非常勤講師を歴任、東日本大震災を取材。
沖縄については『見えない戦争』(情報センター出版局)『疑惑のアングル』(平凡社)の著書がある。潜水士。

内容説明

25人のカメラマン、ジャーナリストによる、カラー109点、モノクロ34点の写真で、辺野古問題の核心に迫る!

目次

1 「辺野古の海」は、いま
2 新しい巨大米軍基地ができる
3 海鳴りの島から

著者等紹介

新藤健一[シンドウケンイチ]
1943年、東京生まれ。元共同通信社カメラマン。帝銀事件・平沢被告の獄中撮影やダッカ事件、朴大統領暗殺事件、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、スーダン、ソマリア紛争を取材。共同通信社写真部デスク、編集委員。定年後は明星大学、東京工芸大学、立教大学非常勤講師を歴任、東日本大震災を取材。潜水士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチアカデミー

11
24人のカメラマンが撮影した沖縄辺野古の海と基地計画の現状、一方的な暴力の記録。辺野古に残されていた、長い時間をかけて成長した、グロテスクなまで生き生きとしたサンゴ礁の写真の後で、それが無残につぶされる様子が写されていく。また、基地の様子も写されていて、日米が辺野古にこだわる理由として、「核兵器」があるという推測もなされる。目取真俊のブログからの部分抜粋もあり。いま沖縄で何がおきているのか。反対運動をする人々が暴力を受け、サンゴが壊される現状が、いまの沖縄だというメッセージが視覚的にも伝わる。2015/06/11

Machida Hiroshi

0
本書は「写真ドキュメント」と名乗るだけあって、カラー109点、モノクロ34点という数多くの写真と文章で、辺野古・高江の”いま”に迫る本です。辺野古や高江で、美しい海、山、動物、植物、昆虫、サンゴ、そして人の生活があって、それがいかに破壊されているか、いかに人権が踏みにじられているか、いま読んで、知って欲しいです。新藤健一さんの文では、沖縄返還前の密約、米軍の計画、基地建設計画の変遷、新基地の恐ろしい実態などが語られ、政府が隠そうとする辺野古の闇が明るみにされます。2015/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9751533
  • ご注意事項