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新農薬ネオニコチノイドが日本を脅かす―もうひとつの安全神話

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822812560
  • NDC分類 519.79
  • Cコード C0036

内容説明

2009年、日本全国の2億匹のミツバチが死んだ―その原因とされるのが、フランスでは禁止されながら「ネオニコチノイド安全神話」により、日本では10年で3倍に増加した新農薬だ。ネオニコチノイドは、人間への神経毒性があり、子どもたちの未来をも脅かす。NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA)、およびNPO法人化学物質による大気汚染から健康を守る会(VOC研)理事をつとめる著者が、最新データをもとにその危険性を追及する。

目次

1 ミツバチの被害は人間まで
2 新農薬ネオニコチノイドが日本を襲う
3 進む海外の対応
4 封印される農薬説、日本―ミツバチを殺したのは誰?
5 農薬大国の日本
6 動き始めた市民運動と専門家たち

著者等紹介

水野玲子[ミズノレイコ]
1953年生まれ。上智大学文学部社会学科卒、同大学院修士課程修了。NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA)理事。NPO法人化学物質による大気汚染から健康を守る会(VOC研)理事。第1回高木仁三郎市民科学基金の研究助成を受け、その後、次世代への影響など、子どもの健康と環境化学物質の問題に社会学的視点より取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

10
とりあえずトンデモに分類してしまうけれど、まぁ使いどころ間違ったら以下略なのはどれも同じなんだけど。とりあえず自分のところのNPO宣伝本だった。基本結論ありきでもってくので、正しそうな論文もあるんだけど、途中怪しいのも含めて都合よいのは使う、都合悪いのは陰謀論に貶めるというお約束のパターンなので、ある意味広瀬的な流れで言えば危険を煽ってという流れなのかなぁ?という気もしなくもなく。Scienceなんかの論文もちょっとチェックしないといけないんだけど、その後の後追い論文がどうだったか?をきちんと見ないと。2013/03/17

Humbaba

2
例え実験で良い結果が出たとしても、それがそのまま社会に出して問題ないとは限らない。実験では結果が明確になるように条件が定められているが、実社会では予想もしないような外乱が発生する。最初から全てを想定しておくことなど到底不可能であるため無謬ではありえない。しかし、だからこそ問題が発生した時に立ち止まる勇気が大切になる。2015/12/18

壱萬弐仟縁

2
まえがきに、数年後恐ろしい事態明らかとなる旨書いている。ただならぬ内容か。そういえばこのところ聞かれるようになったミツバチ大量死は農薬のせいだと(18ページ)。知識がないのであまり語れないが、そういえば国道のエンカルと呼ばれている凍結防止剤のせいでわが家の畑の蕗が成長しなくなった。化学物質の恐ろしさは確かにひたひたと押し寄せている。ネオニコチノイドは川を汚染(56ページ~)。昆虫と人は神経系が類似(58ページ)。生命体として悪影響を受けるのだ。原子力ムラならぬ農薬ムラだと(111ページ~)。不可視の危険。2013/01/21

メルセ・ひすい

2
★成分表示にご注意! ・アセタミプリド ・イミダクロプリド ・クロチアニジン ・ニテンビラム ・ジノテフラン ・チアクロプリド ・チアメトキサム ・フィプロニル 林業の松枯れ防除(カミキリムシ殺し) 白アリ駆除 ペットの蚤取り 農業用・果物・野菜・稲 ガーデニング 家庭用殺虫剤(ゴキブリ・蟻殺し)  人件費の抑制と商業主義のあだ花が農薬 新農薬ネオニコチノイドは、人間への神経毒性があり、子どもたちの未来をも脅かす。毒性の解説、大量使用を許す“農薬ムラ”の実態、禁止への国際的な動きの最新情報を紹介する。2012/11/29

takao

1
ふむ2023/01/09

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