内容説明
問われているのは、企業、とりわけ大企業のあり方である。基本的な問題を棚上げして、自民党に対する巨額の政治献金を続け、それを社会貢献活動などと唱えてきた。そういう財界のあり方がいま問われているのだ(「国民的課題―財界をどう変えていくか?」より)。
目次
問われる政治と財界の関係
財界とは何か
政・官・財の鉄の三角形
経団連と財界人
商工会議所と中小企業
財界と労働組合
財界の政策
財界の思想
財界の広報活動:“政治献金大国”ニッポン
会社は「良き企業市民」か
財界はどこへ行く?
著者等紹介
奥村宏[オクムラヒロシ]
1930年生まれ。岡山大学法文学部卒業。産経新聞記者を経て、日本証券経済研究所主任研究員、龍谷大学・中央大学教授を歴任。会社学研究家。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。