目次
第1部 直感力を養う坐禅断食(断食のメカニズム;あるがままの生き方;愛と感謝;滝行を語る;バチカンの五体投地 ほか)
第2部 直感力を得た仙人の物語(サムスタン;ゲシェ・センゲ;マハグル・ノルブラマ;ムスタンの洞窟の聖者;禅定の名人 ほか)
著者等紹介
野口法蔵[ノグチホウゾウ]
1959年石川県七尾市生まれ。1980年千代田工科芸術学院写真科卒業。1982年新聞社退社後、ソ連・中国・インドを取材。1983年ラダックにて得度。1986年インド国立タゴール大学に滞在。ダライラマより寺名禅処院寄与。1987年帰国、新潟県阿賀町に20年間住む。2007年長野県松本市に移転。現在、臨済宗妙心寺派僧(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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寛生
41
【図書館】コンクリートで固められた渋谷の本を読んだ後、人間の食にはいかに土の中にある菌が必要不可欠であるかという本を読む。読んでよかった。しかし、僕はたとえ断酒はできたとしても、断食はかなり不可能だ。コーヒーとチョコレートをやめたら自分はどうなるだろう?ー鬱になるんじゃないか?本書は当たり前のことを言っているようだが、その当たり前の自然なものを私達がいかに失い、自らを病に侵すのではないかと思わされもした。宮沢賢治やガンジーへの言及、それから、禅だけではなくバチカンやキリスト教への言及もかなり興味深かった。2014/12/07
nizimasu
8
もう4年前に読んでいたのを忘れていた。そうしたら断食の甲田光雄先生のお弟子さんであった。身体技法として座禅の効用とさらに断食ということで、より瞑想に集中するという本書の論旨は、いかに脳や内蔵の動きを小さくして、ゾーンの状態に入るものを目指しているのだと思う。その思想の上に自然との調和や宗教を越えた身体技法や修養を極めた仙人のような修行者についても言及していて、もはや禅宗のお坊さんの域を超えていて、本当に面白く読める。この身体感覚から生じるスピリチュアルのありようというのはちょっと不可解で腑には落ちづらいが2015/06/01
nizimasu
1
座禅と断食というのは実に相性がいい。世の中に多いあれこれを一旦、取り入れずに心と体を整えるというのは実に合理的なような気がする2011/04/29
おさと
0
自然であること。感謝。2019/10/12
syusyumu
0
水療法 般若心経 五体投地2019/09/21