内容説明
竹下登と桜内義雄が大ゲンカ、原子力発電をめぐる深い闇を告発したドキュメント。
目次
序章 暗闇の記録を書き留める
第1章 原発誘致で竹下登と桜内義雄が大バトル(野望に満ちた御三家さん;竹下登と桜内義雄が誘致合戦;これが、元祖企業ぐるみ選挙だ!;原発は「おぞいもんじゃ」;「鹿島天皇」と呼ばれた人物の暗闘;「政治力へツ伝書」着工;闇から闇の原発労働者たち)
第2章 お国自慢は大物政治家と天下り(大物政治家と県庁幹部の天下り;島根から豊北へと暗躍が続く;電力会社の社員も原発に反対しています)
第3章 無闇やたらにしかける原発立地(強敵、気高郡連合婦人会;がむしゃら、手当たり次第の立地工作)
第4章 陰謀ウズ巻く、上関原発着工(「上関方式」といわれる原発立地工作!?;愛する郷土のために心は一つ;そして、人間関係の亀裂だけが残った;陰謀ウズ幕、上関現地)
終章 豊かな海といのちを売るまい
著者等紹介
木原省治[キハラショウジ]
1949年1月8日、広島県佐伯郡五日市町(現在の広島市佐伯区)生まれ。1967年、電電公社(現NTT)入社。2009年3月、定年退職。現在は契約社員。両親と姉二人が被爆者の被爆二世。1978年の国連軍縮特別総会前に企画された米国の平和運動団体との交流のため訪米。それを機に、「原発はごめんだヒロシマ市民の会」を結成(現在まで代表)。広島県原水禁常任理事、中国地方反原発反火電等住民運動市民運動連絡会議事務局長、上関原発止めよう!広島ネットワーク共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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