沖縄(ウチナー)―抵抗と希望の島

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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822810085
  • NDC分類 312.199
  • Cコード C0036

内容説明

これ以上、沖縄を犠牲にするな!米占領軍の過剰存在と「沖縄海洋博」からはじまった本土資本の植民化、辺野古新基地建設などと闘い続ける、沖縄の人々との交流35年の記録。

目次

1 辺野古住民の抵抗(「辺野古に基地はつくらせない」;非暴力直接行動 ほか)
2 痛憤の島(ウチナーとヤマトのつながり;怒りの沖縄 ほか)
3 海どぅ宝・石垣島(空港建設を拒否;島おこし ほか)
4 「復帰の祭典」海洋博の傷痕(荒廃の海;二人の区長 ほか)
5 海洋博そのまえとあと(農民を追い出した用地買収;皇太子訪沖阻止闘争 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yori

3
★★★★☆ オスプレイ、基地問題を抱えた沖縄。そもそも太平洋戦争当時の沖縄にとっての日本国、天皇ってどういう存在だったのだろう?それは本土の人々と同じ想いであったのだろうか?と疑問に思うようになった。沖縄が日本に加わったのは幕末であり、それ以降もヤマトとウチナーの間にはまるで外国のような隔たりが有った。ヤマトの人間が始めた戦争で最前線で被害者になったウチナーという図式が見えて来ないだろうか2012/08/19

けんとまん1007

3
沖縄。改めて、沖縄という文字を見つめてみた。「沖」にある「縄」。いろんな意味で縄に縛られているのだろうかとすら思ってしまう。この本は、そんな沖縄の近代史の一面を描いていると思う。何故、沖縄の基地のことが、全国的な広がりを持たないのか。物理的な距離という面があるのかもしれない。しかし、本当に、このくにの政治家・官僚の汚さが感じられて、読みながら憤りをおぼえてしまった。ある意味、今の原発とも似ていると思う。札束で住民をたたき、その成果も中央に吸い上げる仕組み。あとに残るのは、箱物と、住民の繋がりの断裂。2011/05/14

( ̄∀ ̄)

0
ナイチャーの良いように使われる沖縄。 本土の一般人にはリゾート・観光地にしか見えていないけれど、こんな現状があるのは本土のせい。2013/08/21

Hiroshi Horikami

0
沖縄やはりいいなー。という話でなく、戦中、戦後、本土復帰と外的要因に振り回される沖縄の歴史本。でも、沖縄行きたいなー。2012/09/23

ハッカ飴

0
沖縄の過去をたどると、沖縄の現在が見えてくる。give okinawa back to the okinawans.2011/03/01

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