内容説明
サイゴンのコニャックソーダは幻の酒となりました。戦場から帰ってくると、下宿で音楽を聴きながらコニャックソーダを呑み、街に出ては仲間たちと、またコニャックソーダを呑みました。これまでの人生の一番激しく生きた4年間として、酒と共に忘れることはできません。
目次
ベトナム戦争終結二〇周年とビール
ハーフ・アンド・ハーフビールと三人の将軍
サラエボ・小瓶五ドルのビール
石川流ヴェネツィアカクテル
ウィーンの立ち呑みワイン
もてなしの果実酒
キューバのラム酒
アラブの国とジントニック
地球一周の船旅とビール
冬の上海でホットウイスキー〔ほか〕
著者等紹介
石川文洋[イシカワブンヨウ]
1938年沖縄県那覇市首里に生まれる。1959~62年毎日映画社、1964年香港のスタジオに勤務。1965年1月~68年12月ベトナムに滞在。アメリカ軍、南ベトナム政府軍に同行取材。帰国後、朝日新聞社出版局のカメラマンとなる。1984年からフリーの報道カメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。