会社事件史

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822807443
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0033

内容説明

だから、会社は事件をおこす!では、会社をどうとらえるか?個別の事例やエピソードをふかく探って、現実のなかから、これからの会社のあり方を読み解く。

目次

1 バブル崩壊以後の事件史(バブル崩壊の意味するもの;銀行の問題;会社の乗っ取りと合併;公害・薬害・食害・事故隠し;会社を監視する)
2 バブル崩壊以前の事件史(戦後四十年までをさぐる;財閥解体と再生;公害と企業戦略;企業と消費者運動;買占め・乗っ取り;倒産;疑獄と企業社会;日本的経営と合併;株価操作;日本的経営と労働組合)

著者等紹介

奥村宏[オクムラヒロシ]
1930年岡山県生まれ。岡山大学法文学部卒業。新聞記者を経て、日本証券経済研究所主任研究員、龍谷大学・中央大学教授を歴任。株式会社研究家。商学博士

佐高信[サタカマコト]
1945年山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、現在評論家。『週刊金曜日』発行人・編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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akane

3
資料を手にしながらのトークだったのか、対談集であるのが信じられないくらい、社名、社長名、年代などの固有名詞やデータがぞろぞろ出てくる。とにかく2人の造詣の深さに驚かされた。日本の新聞は宅配なので記者の視野が狭くなる云々のくだりが特に印象的。日米のジャーナリストの差とは、こういうところから生じてくるのかとショックだった。各会社の事件簿としても面白く読めるが、プロのジャーナリストの目のつけどころとはどういうものか、という好奇心も満足させてくれる。濃い内容だったが、2日で一気読みした。2014/10/23

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