希望の未来へ―市民科学者・高木仁三郎の生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822804886
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

脱原発と脱プルトニウムの運動をすすめ、その功績によってライトライブリフッド賞(もう一つのノーベル賞)を受賞した高木仁三郎。彼の思想と生き方を各界の著名人がさまざまな角度から論じます。

1 脱原発と核燃料サイクル施設批判
  1 高木さんを押し出した「時代の力」―― 久米三四郎(核化学者)
  2 反原発から脱原発へ―― 市川定夫(放射線遺伝学者)
  3 新しい文明を展望する ―― 武本和幸(柏崎原発反対同盟)
  4 詐術としての原子力行政 ―― 鎌田 慧(ルポライター)

2 プルートーンの火
  5 プルトニウムという元素 ―― 古川路明(放射化学者)
  6 時代の先を読む、将来へのメッセージ ―― 小木曽美和子(原子力発電に反対する福井県民会議)

3 市民科学者として生きる
  7 高木仁三郎さんとあの時代 ―― 山口幸夫(原子力資料情報室共同代表)
  8 希望を捨てないこと、希望を組織すること ―― 花崎皋平(哲学者)
  9 “希望”を祈りとして ―― 松崎早苗(環境化学)
  10 高木仁三郎と宮澤賢治 二人の科学者 ―― 斎藤文一(物理学者)

4 小説と子どもたちの未来
  11 高木仁三郎の憤怒の源 ―― 佐高 信(評論家)
  12 高木家について 父四郎を中心に ―― 高木隆郎
  13 未来の希望にむかって ―― 澤地久枝(作家)

――高木仁三郎著作ガイド 著

内容説明

本書は、『高木仁三郎著作集』の解説と解題を編集して一冊にまとめたものである。

目次

1 脱原発と核燃料サイクル施設批判(高木さんを押し出した「時代の力」;反原発から脱原発へ ほか)
2 プルートーンの火(プルトニウムという元素;時代の先を読む、将来へのメッセージ)
3 市民科学者として生きる(高木仁三郎さんとあの時代;希望を捨てないこと、希望を組織すること ほか)
4 小説と子どもたちの未来(高木仁三郎の憤怒の源;高木家について―父四郎を中心に ほか)