プラグマティズムで読み解く明治維新―近代日本国家と国民の形成

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822602819
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C1036

目次

序論(問題の提起;『緋文字』;『ビラヴド』 ほか)
第1部 歴史(日米修好通商条約;幕末;明治維新 ほか)
第2部 人物(井伊直弼;岩倉具視;伊藤博文 ほか)

著者等紹介

河村望[カワムラノゾム]
1931年東京生まれ。1954年東京大学文学部卒業、東京都立大学教授、東京女子大学教授を経て、東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がんぞ

1
大政奉還〜徳川家追放〜戊辰戦争〜廃藩置県〜地租改正〜帝国議会開設までを《明治維新》というが、征夷大将軍が絶対権力者でなくなって直ちに王政とするか、尊皇が攘夷でなかったのと同様に。著者は議会開設すべきだったとする。黒船来航から1858年修好条約調印まではもっとも不安定、『阿片厳禁』要求は実現。著者のいう「通貨銀本位算定は当然」は疑問。「条約を調印し、あるいは宣戦を布告するのは米国では議会の権限」「高札で切支丹厳禁を掲げるような政府が正統と見なされる筈はない」と指摘。政府首脳岩倉使節団の2年間もの外遊も不可解2015/08/01

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