テクノロジーの世界経済史―ビル・ゲイツのパラドックス

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テクノロジーの世界経済史―ビル・ゲイツのパラドックス

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  • サイズ 46判/ページ数 648p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822289027
  • NDC分類 502
  • Cコード C2034

内容説明

テクノロジーは、人間を幸福にしてきたか?21世紀のラッダイトは、ポピュリズムに走る!AIによって人間の仕事の半分が消える―オックスフォード大学の衝撃レポート「雇用の未来」の共著者が描く人間vsテクノロジーの過去と未来。

目次

第1部 大停滞(産業革命前の技術の歴史;産業革命前の繁栄;なぜ機械化は進まなかったのか)
第2部 大分岐(工場の出現;産業革命と不満分子)
第3部 大平等(大量生産から大衆の中流化へ;機械化問題の再燃;中流階級の勝利)
第4部 大反転(中流階級の衰退;広がる格差;政治の二極化)
第5部 未来(人工知能;ゆたかな生活への道)

著者等紹介

フレイ,カール・B.[フレイ,カールB.] [Frey,Carl B.]
オックスフォード大学フェロー。マックスプランク・イノベーション・競争研究所博士。専門は経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

43
産業革命以来、機械や技術の発展は多くの仕事を失わせると同時に新しい仕事を創出してきた。結果、人類は危険な重労働から解放され、高賃金と便利な生活を手に入れた。少なくとも20世紀は好循環が続いたが、21世紀には人しかできないとされてきた仕事も自動化する勢いでAIが発展している。生活の根幹を崩壊させかねない事態に対し、かつての機械打ち壊し運動のようにテクノロジーと共存から対決へ移行するのか。300年近い経済産業史を振り返り、新技術がもたらす富の分配方法を今から考えねばと訴える。その時になって慌てても遅いのだと。2020/09/27

Shin

27
AI・ロボットが人間の雇用を奪う、とい言われて久しいが、そもそも技術は人間の仕事・雇用とどういう関係を持ってきたのか。それを産業革命以前の歴史に遡って解き明かしていく。技術には人間を補完するものと代替するものがあり、前者の場合は生産性と生活水準の向上(ひいては雇用の増加)に貢献するが、後者はラッダイト運動に象徴されるように抵抗を生む。20世紀の大量生産による劇的な生産性の向上は社会余剰を生み、中間層を形成することで付帯的な雇用も多く生み出したが、コンピュータの普及は徐々にホワイトカラーを不要にしてきた。2020/11/27

ta_chanko

16
労働置換技術の進展によって低スキル労働者は職を奪われるが、長期的に見れば労働補完技術が進展して多くの人が高スキル・高賃金の職につき、皆が豊かになる。しかし職を奪われる当人にとっては、短期=一生を意味し、やがて高賃金の職に就けることも、豊かになることも有り得ない。今まさに産業革命期にイギリスで起きたこと(マルクスやエンゲルスが危惧したこと)が繰り返されようとしている。ポピュリズムや排外主義の広がり(トランプ現象)がその証拠。不満の矛先がテクノロジーに向かえばラッダイト運動の再来も…。2020/12/23

shikada

15
読むのに時間かかったけど読んでよかった。古来、技術は進歩し続けてきた。その度に新しい仕事が生まれ、古い仕事がなくなってきたけど、仕事を奪われた人たちはすぐに新しい仕事(スキルが必要)につけるわけではなく、貧困にあえぐことも多かった。たとえば無人レジはレジ係の仕事をなくすけど、レジ係だった人は次の日から無人レジの開発に携わるのは難しい。昔あった仕事(街灯の点灯夫やエレベーター操作員とか)や、新技術で仕事がなくなると分かった人たちが起こした暴動や、政府がどう対応したか、の具体例が豊富に載っていておもしろい!2023/03/21

kubottar

13
かなり分厚い本だったので読み応えがありました。今、AI絵で色々問題が勃発しておりますが、それは産業革命の時と告示してることがわかります。機械に職を取られる危険性と、その安全性を勉強することで未来を予測できる。そんな本でした。2023/03/18

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