パーフェクトソフトウエア―テストにまつわる幻想

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パーフェクトソフトウエア―テストにまつわる幻想

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822284299
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

人間の思考に完璧はない。だからソフトウエアにも、テストにも完璧はない。ソフトウエア開発をこよなく愛する巨匠ワインバーグが書かずにいられなかった一冊。

目次

どうしてわざわざテストをするのか?そもそもテストの役割とは?
全部テストしたらいいのでは?
テストとデバッグはどう違う?
メタテスト―テストをテストする
知りたくない情報への免疫反応
防衛反応にどう対処するか
良いテストの条件とは?
テストに関するおもな誤謬
テストはキーを打つだけではない〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ipusiron

59
メモ完。2017/07/13

Joe

5
●テストをすればリスクを軽減するための情報が得られる ●テストのルーツは心理学にある。「十分なユニットテスト」に対する考え方は、リスクに対する考え方で変わる。エラーを見逃したらどうなるか示唆すると変わる ●時間制限のヒューリスティックをマネジメントの標語に ●テスト結果は最低3通りの解釈ができないと不十分 ●テストはプロジェクトの前から始まる ●価格設定が認知的不協和を起こす ●上手くいって欲しいと強く願う時は、データに幻想が入り込み易い ●事実と解釈を分ける ●バグ報告が億劫になるとテストレポートは歪む2019/11/28

たいそ

5
ソフトウェアテストによって何がわかるのか、テストに関する誤謬にはどのようなものがあるか。「コンピュータを使わずにテストする方法はいろいろとあるが、脳を使わずにテストする方法は1つもない。」2013/11/28

shachou

3
テスト技法の本ではなく、組織におけるテスト文化や社会学部の要素が強い本。2015/04/13

takam

2
業界を長く見ているワインバーグ氏は本質を見極めており彼がコンサルタントに入ってくれれば救われる業界は多いだろうと思う。私もソフトウェア開発に携わる身だが、彼の発言には腑に落ちることが多い。本作はテストに関する内容で、改めて完璧なソフトウェアとは幻想の賜物でしかないように感じる。テスト駆動開発をはじめとするアジャイルがもてはやされていることも、その考えに起因する。2018/07/20

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