日経WOMANの本<br> あきらめない―働くあなたに贈る真実のメッセージ

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日経WOMANの本
あきらめない―働くあなたに贈る真実のメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822268145
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

極限状態にありながら、なぜそれに耐え抜き、無罪を獲得することができたのか。
         その「あきらめない心」の秘密に迫ります。


郵便不正事件で無実の罪に問われながら、164日間拘留された著者。
極限状態にありながら、なぜそれに耐え抜いて無罪を獲得することができたのか。
その「あきらめない心」の秘密を、著者の半生を振り返りながら解き明かします。

著者のメッセージは
「どんなことがあってもあきらめない。人生に何が起こってもリカバリーできる」

震災後も力強く生きるための今の日本の指針の書として必読の、
働く女性はもちろん、全てのビジネスパーソンに向けた「生き方、働き方」の啓発本。


【目次】
はじめに

私の履歴書


第一章 「あきらめない心」の原点
人見知りだった私が労働省に入るまで/がむしゃらだった20代/結婚そして出産、子連れ赴任

第二章 仕事の軸が見えてきた
女性たちのネットワークに助けられて/家族の絆/仕事で生きた育児体験/昇進のススメ
つながって見えてきた自分の仕事

第三章 逮捕、勾留を支えたものは
逮捕そして勾留されて/心のつっかい棒は娘たち/折れない心の秘密

[家族の思い]
これからも一緒に歩いていこう ・・・夫(団体理事・57歳)
母を心から尊敬しています   ・・・長女(会社員・26歳) 
信じた通りの家族だった    ・・・次女(大学生・20歳)

第四章 釈放・復職、そして今後のこと
やっとすべてが終わり、復職へ/今、思うこと

おわりに

[巻末資料]
勾留生活164日間を支えた149冊 全リスト

内容説明

「働く女性の希望の星」から一転、逮捕・164日間の勾留―。極限状態でも決して屈しなかったのはなぜか。その秘密が半生とともに今明かされる。

目次

第1章 「あきらめない心」の原点(人見知りだった私が労働省に入るまで;がむしゃらだった20代;結婚そして出産、子連れ赴任)
第2章 仕事の軸が見えてきた(女性たちのネットワークに助けられて;家族の絆;仕事で生きた育児体験;昇進のススメ;つながって見えてきた自分の仕事)
第3章 逮捕、勾留を支えたものは(逮捕そして勾留されて;心のつっかい棒は娘たち;折れない心の秘密)
第4章 釈放・復職、そして今後のこと(やっとすべてが終わり、復職へ;今、思うこと)

著者等紹介

村木厚子[ムラキアツコ]
1955年高知県生まれ。高知大学卒業後、78年に労働省(現・厚生労働省)入省。障害者支援、女性政策などに携わり、厚生労働省4人目の女性局長として雇用均等・児童家庭局長などを歴任する。2009年の郵便不正事件では虚偽公文書作成容疑等で逮捕・起訴されるも、10年9月の裁判で無罪確定、1年3カ月ぶりに職場復帰。事件は、捜査資料の改ざん・隠ぺいで地検特捜部主任検事の逮捕に発展。検察の抱える問題を提起した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

70
この憂いのない微笑みはどうだろう。村木厚子さんは私が尊敬し憧れる女性の一人だ。以前、文藝春秋(だったと思う)で村木さんが拘留中に読んでいらした本を紹介していたが、私は驚いた。身に覚えのない罪で拘留されている間、本を読める、読もうと思うその精神力はいったいどこから?いったいどんな人だろうと思ったのがきっかけ。やはり素晴らしい女性であり母であり尊敬できる方だった。ご自身の人生に降りかかった全てを、誠実に生きること、何とかなるというメンタリティーで受け入れ自分の糧として生きていらっしゃる姿に体中が熱くなる。2015/03/03

Willie the Wildcat

58
他力・自力による誘導、扇動、あるいは先入観。決して他人事ではなく、私自身が少なからず著者を犯罪者の目で見たことを認めざるを得ない。一方、信じる/信じてもらえることの意義が、ひしひしと伝わる。信じているからこその保釈後の2人の娘さんの涙。こちらもグッとくる。一昔前は、特捜が”動く”意味は大きかったが、時代が変わったのか、それとも問題が表面化しただけなのか、どちらなのだろう。”普通”であることの大変さと貴重さを再認識。著者の自然体も印象的。2017/12/13

鱒子

51
高級官僚で、働く女性の先駆けだった著者が、郵政不正事件で逮捕。働き続けて普通の女性のロールモデルになりたかったという著者。しかし、そもそも厚生労働省の局長にまでなった女性ですので、ロールモデルというよりはキラ星のごとき存在です。そんな人にある日突然訪れた、不当逮捕と検察による証拠改ざん。これが事実なだけに恐ろしすぎる…((((;゚Д゚)))))))2017/12/29

seacalf

51
なんてしなやかな人なんだろう。ものすごく優しい語り口。自分の経験から丁寧に少しずつアドバイスを授けてくれる。文章は柔らかいが、霞ヶ関での激務の経験値は凄い。仕事の射程距離の話やだめ上司の対処法、言語化の重要性など自分にも参考になる話にはふむふむと納得する。人と仕事、家族、いや物事全てにおいて真摯に向き合う。ご本人は自分の事を凡庸と言えど、凡庸ならざる愚直さが胸を打つ。痛ましい勾留中でも拍子抜けするほどおっとりとした印象を与えるのは、やはりしなやかだから。品行方正過ぎる感はあるが読んで本当に良かった。2017/08/26

tomose

40
『郵便不正事件』当時厚労相の課長だった村木厚子さん逮捕、後に無罪。村木さんを知ってる知人が「そんな事を絶対にする人じゃない!絶対無罪になるから!」って言ってたのを今でも鮮明に覚えてます。村木さんはキャリアで国家公務員になり労働省へ入省。女性が働くという大変さ、そして、現実。より良い環境を作る為に尽力された方。今ではあたりまえのセクハラや、育メンにも携わってくれてたんですね。誤認逮捕で拘置所での屈辱。凄い人だな〜と思います。心が折れなかったのは家族の支えだったんですね。私も働く女性として明日から頑張ろう!2015/11/03

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