内容説明
設立からわずか9年で東京証券取引所第一部上場企業となった中古車流通大手、ガリバーインターナショナル。成長の原動力は社内に「挑むことの大切さ」が浸透していることだ。その極みは、2011年6月から羽鳥兼市会長が挑んだパリ~中国~日本というマラソンだ。70歳という年齢にもかかわらず、合計1万3352キロを405日かけて自らの足で走り抜いた。この挑戦で浮き彫りになったのは、「高い志」「情熱」「信頼」「プラス思考」「覚悟」「感謝」など、ガリバーが重視してきたコアコンピテンシーである。
目次
第1章 欧州編―波乱のスタートを乗り越えて(みんなの目標はひとつのリアルなものであるべき―フランス 猛暑のヨーロッパ大陸を走り始める;決めるのがリーダーの仕事―ドイツ 最初の試練 ほか)
第2章 中央アジア編―遠いゴールにめげない心(意識が大切だ。やっちゃえばいいんだ―トルコ 声援が心の支えに;“サキヨミ”がチームを強くする―イラン 痛みに苦しみながら走り抜く ほか)
第3章 中国・日本編―逆風を抜け突破したゴール(死を前にしたとき、最高の人生だったと言いたい―中国・新疆ウイグル自治区 砂嵐と腹痛に苦しみながら;“がんばる”という魔法の言葉―中国・甘粛省~寧夏自治区 見えてきた北京のゴール ほか)
第4章 挑戦を終えて編―日本よもっとチャレンジしよう(「東京は、本当の意味でのゴールではない」―次へのスタート ガリバーの経営も非常識である)
著者等紹介
羽鳥兼市[ハトリケンイチ]
1940年10月12日、福島県生まれ。59年に福島県立須賀川高等学校を卒業後、76年に東京マイカー販売を設立。94年に同社の買い取り部門として福島県郡山市にガリバーインターナショナルを設立した
大角理佳[オオスミリカ]
フリー編集者・記者。1970年、静岡県生まれ。出版社勤務などを経て現職。領域は住まいと暮らし、食、旅、ランニングなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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セイタ
Akitoshi Maekawa
みどりのて