SDGsとESG時代の生物多様性・自然資本経営

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SDGsとESG時代の生物多様性・自然資本経営

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822259327
  • NDC分類 519.13
  • Cコード C0034

内容説明

トヨタ自動車から花王、ユニリーバ、グーグルまで企業事例を満載。環境や人権・労働に配慮した「持続可能な調達」や開催迫る2020年東京五輪への対応、ESG情報開示も詳しく解説。SDGsに貢献しESG投資を呼び込む「自然資本経営」はこれだ!

目次

第1部 生物多様性と自然資本の世界動向(生物多様性から自然資本への潮流;SDGsや人権問題とも深く関わる自然資本 ほか)
第2部 先進企業の自然資本経営から学ぶ(紙―様々な業種 森林認証紙を市場に広める;木材―住宅・不動産 G7が合意した違法木材の除外 ほか)
第3部 海外の巨人から学ぶ(全体動向―欧米企業の巧みな資源戦略;ユニリーバ―自社基準を「世界標準」にした巨人 ほか)
第4部 自然資本の定量評価とESG情報開示(自然資本の定量評価の方法―LCAとトップダウン方式;自然資本の定量評価の意味―経営判断とESG情報開示に活用 ほか)
第5部 押さえておきたい基礎知識(用語を学ぶ;法律を学ぶ)

著者等紹介

藤田香[フジタカオリ]
日経エコロジー/日経BP環境経営フォーラムのプロデューサー。富山県魚津市生まれ。東京大学理学部物理学科を卒業し、日経BP社入社。日経エレクトロニクスの記者をしながらバックパックの旅で各地の自然を体感した後、世界の自然や文化を紹介する「ナショナルジオグラフィック日本版」副編集長、環境経営誌「日経エコロジー」編集委員を経て、サステナビリティ経営企業が集まる「日経BP環境経営フォーラム」の生物多様性プロデューサー。主に生物多様性や自然資本、ESG投資/情報開示、環境教育、地方創生を追っている。富山大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroo Shimoda

2
SDGsの勉強として。2018/04/10

takahiroyama3

1
自然全体を地球の資源と捉え、それを損なうことなく経営する「自然資本経営」を丁寧に解説する一冊。その背景には世界の資源問題の深刻化、様々な環境負荷のトレードオフ問題があるという。関連概念についての説明も加えられており、TEEB(生態系と生物多様性の経済学)、PES(生態系サービスへの直接支払い)、ケインズ社の自然資本会計などは知っておくべきものだと捉えました。2021/05/29

たけのこ

0
企業の生物多様性に関する取り組みと、関連の法・条約などの動きが網羅されていてわかりやすい。民間の大企業はかなり先を見てCSR・自然資本の取り組みを進めようとしていることがわかった。一方で、サプライチェーンの動きをたどるには1000社の単位で調べなければいけない場面もあることを知り、なかなか簡単に出来ることではないのね…と思った。2019/11/09

Yoshiyuki Matsumoto

0
小さなことからコツコツと進めなければSDGsを達成できない。各社頑張っているな。決して大企業だからできるのではなく、一人一人が所属コミュニティでどう考えどう活動するかを再認識した。自分の所属企業でも声を上げなければならない。2019/08/24

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