帝国の参謀―アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略

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帝国の参謀―アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 502p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822251499
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「軍務に就いたことは一度もないのだが、マーシャルはまさに『冷戦の戦士』だった。戦略家として、国防に携わる政府高官の助言者としてのキャリアは、米ソが対立した冷戦時代から中国の台頭、イスラム過激派の出現にいたる長期に及ぶ。 2015年に公職を退いたときには、冷戦を経験した世代の最後の1人だった。」(日本語版への序文) アンドリュー・マーシャルは「ペンタゴン(米国防総省)のヨーダ」と呼ばれた稀代の戦略家。ペンタゴンの総合評価室 (ONA)を率いて、40年以上にわたって対ソ戦略から今日の対アジア、対中戦略をデザインしてきた。マーシャルの 軌跡を通して米国の世界戦略の変遷を描いた。

内容説明

ネットアセスメント、「軍事における革命」アジア太平洋シフトのスーパー軍師の実像とは?そのコスト強要戦略で旧ソ連を崩壊に導き、「ペンタゴンのヨーダ」と呼ばれた男。93歳で退任するまで40年以上にわたり、国防長官に仕えた天才軍事戦略家の評伝。

目次

第1章 自ら学ぶ 一九二一~一九四九年
第2章 ランド研究所時代前半 一九四九~一九六〇年
第3章 優れた分析手法を求めて 一九六一~一九六九年
第4章 ネットアセスメントの誕生 一九六九年~一九七三年
第5章 国防総省へ 一九七三年~一九七五年
第6章 ネットアセスメントの成熟 一九七六~一九八〇年
第7章 冷戦時代の終盤 一九八一~一九九一年
第8章 軍事革命 一九九一~二〇〇〇年
第9章 アジア太平洋地域への転換 二〇〇一~二〇一四年
結論

著者等紹介

クレピネヴィッチ,アンドリュー[クレピネヴィッチ,アンドリュー] [Krepinevich,Andrew F.]
国防政策アナリスト。NPOの独立系シンクタンク、Center for Strategic and Budgetary Assessments(CSBA)代表。米国防総省のネットアセスメント室(ONA)でアンドリュー・マーシャルの下で働く。ハーバード大学でPh.D。マーシャルの「軍事における革命」(RMA)に影響を与えた論文を執筆

ワッツ,バリー[ワッツ,バリー] [Watts,Barry D.]
CSBAのシニア・フェロー。国防総省に勤務、計画分析評価室(PA&E)ディレクターなどを歴任

北川知子[キタガワトモコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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