出版社内容情報
複式簿記が先か?
資本主義が先か?
14世紀のヴェネツィアで広まった複式簿記は、「富を測定したい」という人間の欲望を実現し、資本主義の飛躍的な膨張をもたらした――。気鋭のジャーナリストが切り拓く、資本論の新境地。
【著者紹介】
フリーランスの編集者、ジャーナリスト。シドニー大学で経済学と文学の学位を取得し、ニュー・サウス・ウェールズ大学で博士課程を修得中。ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム・ミュージアムでのインターン経験もある。現在、シドニー在住。著書に『Classics』、『Australian Classics』など。本書『Double Entry』は‘Nib’ Waverley Library Award(2012年)をはじめオーストラリアの数々の文学賞を受賞した。
内容説明
複式簿記が先か?資本主義が先か?14世紀のヴェネツィアで広まった複式簿記は、「富を測定したい」という人間の欲望を実現し、資本主義の飛躍的な膨張をもたらした―。気鋭のジャーナリストが切り拓く、資本論の新境地。
目次
ロバート・ケネディと富の測定
会計―コミュニケーションの始まり
商人と数学
ルカ・パチョーリ、有名人になる
パチョーリの簿記論
複式簿記の普及
産業革命と会計士の誕生
複式簿記と資本主義―卵が先か、鶏が先か
ケインズ―複式簿記と国民の富
会計専門職の台頭とスキャンダル
会計は地球を救えるか
著者等紹介
グリーソン・ホワイト,ジェーン[グリーソンホワイト,ジェーン] [Gleeson‐White,Jane]
フリーランスの編集者、ジャーナリスト。シドニー大学で経済学と文学の学位を取得し、ニュー・サウス・ウェールズ大学の博士課程在学中。ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム・ミュージアムでのインターン経験もある。現在、シドニー在住。『Double Entry』は‘Nib’Waverley Library Award(2012年)をはじめオーストラリアの数々の文学賞を受賞した
川添節子[カワゾエセツコ]
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
こも 零細企業営業
壱萬弐仟縁
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