内容説明
お金よりも幸せ。成功よりやりがい。「ごく普通の25歳」が最年少上場を果たせた理由とは?大学1年での創業から5年でマザーズ上場。快進撃を続けるトップの素顔に迫る。
目次
第1章 人を幸せにするビジネスモデル
第2章 起業を決意した高校時代
第3章 ベンチャーキャピタルはすべて断る
第4章 器用じゃないから乗り越えられた
第5章 上場は当然の通過点
第6章 最年少上場社長はどう育ったか
第7章 人を幸せにするのは自分のため
著者等紹介
上阪徹[ウエサカトオル]
1966年兵庫県生まれ。89年早稲田大学商学部卒。リクルート・グループなどを経て、95年よりフリーランスのライターとして活躍。経営、経済、就職などをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワダマコト
29
普通の家庭で育った普通の大学生?が起業し、成功!と言ってしまえば、新時代のサクセスストーリーにも聞こえるが、村上さんの計画立案能力は並外れているというか、いい意味で若さに見合っていない。「やらなければいけないこと」をすべてリストアップし、それを着々と、全力で遂行していく。計画性もさることながら、努力の総量も半端ない。帯だけ見ると、普通の坊やが社長になって上場までしてしまった。といかにも「普通感」を強調しているが、やるべきところはやっている。そこだけは読み違えないようにしないといけない。2014/01/16
KAKAPO
21
がっちりマンデー!で、百戦錬磨の社長に混ざって、めちゃめちゃ若い社長が出演していたことがありました。誰かと思ったら、無料広告、お祝い金制度などの特長を掲げたアルバイト情報サイトで躍進した「リブセンス」の村上太一社長とのこと。手練れの上阪徹さんが取材して書いた本ということならば、読みやすいことは間違いないので、取り急ぎ買って積んでおきました。およそ20歳も先輩のライターが、惚れたとしか思えない熱さで繰り返し書いたのは「とにかく、お客さまが満足するものが作りたいと思ったんです。」という村上社長の言葉でした。2018/08/26
山田太郎
20
大体いつも笑ってるやつは腹黒いとか考えてる私には向いてない本のような気がする。なんで成功したか不思議な気もするが、センス良かったんだろう多分。45過ぎのおっさんにはよく理解できなかったのが、正直なところです。2013/04/29
kiyoboo
18
TVで村上龍との対談で気になって本を読んだ。「企業は無料で広告を出し、採用が決まったら報酬を支払う。仕事を探している人は、採用が決まるとお金がもらえる。」こんなシステムで会社が利益を出せるのかが疑問だった。「コンビニで商品などについて関心を持つ人と何も感じない人とは大きな違いがある。」こういう考えを持つ事こそ大切だという。「普通」を強調するが、「普通」じゃない成功者はまだ26歳。下手なビジネス書よりも使えると思う。また、インタビューでここまで人柄をひきだせる筆者の実力はすごいと思う。2013/01/19
高光浩二
12
村上さんはギラギラしていない。余計なお世話だが、この本の印象ではお金や女性で失敗しない気がする。「そうだ、、リブセンスの株を買おう。」と、自然に思ってしまう本でした。2014/05/03